ボトル注文時の注意事項

ボトル彫刻についての注意事項

こちらはボトルをご注文下さる前に必ずお読み下さい。
ボトルをご注文下さる前に下記の3つの事項を必ずご確認下さい。

①唯一追加でデザイン料が必要な場合

アウトライン化費用について

当社にご注文を下さるお客様の中に、校章やチームロゴ・会社のロゴ・お祭りの町紋を彫刻されたいというご注文で、写真や写メ(JPEG画像)・印刷物をお持ちになる方々も多々いらっしゃいますが、実は写真のデータを受け取ってもそのまま彫刻できるわけではございません。

トレースについては下記リンクで詳しくご説明をさせて頂きます

新瓶とリサイクル瓶とは?

皆さんはお酒の造像元(蔵元)はコストを抑える為に、お酒を詰める瓶を再利用する事があるのをご存知ですか?
お酒を詰める瓶の種類は大きく分けて2種類存在します。

一つは新しい瓶(新瓶)に詰めるお酒、もう一つはお酒販売後に一升瓶を回収&煮沸洗浄消毒をしてから、再度お酒を詰めて販売するリサイクル瓶の二種類です

上記図の左側のリサイクル瓶をご覧頂いておわかり頂ける通り、酒蔵では自動で煮沸洗浄消毒やお酒詰めるレーンの機械にかける際、瓶と瓶がガチャガチャとぶつかり合って瓶に無数の傷がついてしまうのです。

瓶についた無数の細かい傷は白くなり大変目立つので、完成時には綺麗に彫刻した部分以上に目立ってしまうのです。

例えばいつも決まった銘柄の一升瓶のお酒を飲まれている方に『いつも飲まれているお酒の瓶に細かい傷とかありますか?』とお伺いしても、大抵の方は『飲む』という事だけが目的なので、瓶をまじまじと見た事がある方は大変少なく、自分がいつも飲んでいるお酒の瓶に傷があること自体をそもそも認識されておられない場合はほとんどです。

必ずご注文前・彫刻前に彫刻しようと思っているお酒の瓶に傷がないか(リサイクル瓶じゃないか)のご確認を必ずお願い致します。

彫刻できないボトルについて


熱転写プリントがされているボトル

熱転写プリントとは、特殊なシートにデザインを印刷し、そのシートを熱と圧力で瓶に定着させる方法なのですが、最近はこのタイプの熱転写ラベルのお酒が増えてきております。

当社でボトルを彫刻する際に、一番最初にやる事は彫刻面の確保です。

彫刻面の確保とは、ラベルを剥がすところから作業を始めるのですが、
ラベルを紙やシールに印刷して瓶に貼るタイプのボトルであれば、どんなボトルでも綺麗にラベルを剝いで彫刻面を確保する事可能なのですが、最近出てきているラベルやデザインを熱転写プリントでそのまま瓶に熱転写するタイプのボトルに関しましては、剥がす事がそもそも出来ないので、添付写真のような熱転写でプリントされている瓶に関しては彫刻不可となります。

瓶自体にカットや凹凸があるボトル

ボトル彫刻の際、必ず養生シートというのを貼るのですが、その養生シートは平らな面にしか貼る事が出来ません。

瓶にカットが入っていたり、凹凸がある場合の彫刻可能面積(平らな面)は、極々小さいなものになってしまい名入れぐらいしかできない事態になってしまいますので、なるべく平らな面が多いボトルをお選び下さい。

このようなカットが入っている瓶の養生は、シワにならない極々小さい範囲でしかできないので、彫刻は可能ではありますが極々限られた範囲内のみでの彫刻となります。

名入れや日付などの短い文字のみであれば彫刻可能な場合もございますので、どうしても彫りたいお酒の瓶にカットが入っている場合は事前(ご注文前)に当社へ彫刻可能かのお問い合わせをお願い致します。

丸み帯びている瓶

丸みがある瓶は広い平らな面が確保できません。

カットする際にする養生シートは伸縮性が無い為、丸み帯びた瓶に貼る事が出来ません

イメージでお伝えさせて頂くと表面がツルツルの丸いゴムボールがあるとして、それに名刺サイズの養生シートを貼る場合、シワになってしまいますよね。

サンドブラストの養生は、シワになると彫刻が出来ません。

このような丸み帯びている瓶の養生は、シワにならない極々小さい範囲でしかできないので、彫刻は可能ではありますが限られた範囲内のみでの彫刻となります。

どうしても彫りたいお酒の瓶が丸み帯びている場合は事前(ご注文前)に当社へ彫刻可能かのお問い合わせをお願い致します。