結婚式準備の喧嘩は普通?原因・仲直り・破談やキャンセルを考える前の対処法

結婚式衣装の新郎新婦が暗い背景の前で向かい合い、指を差しながら激しく言い争っている
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「結婚式準備で喧嘩ばかり」「旦那が動かなくてむかつく」「このまま破談や離婚になるのでは」と不安になっていませんか。

結論からいうと、結婚式準備中の喧嘩は珍しいことではありませんが、喧嘩の回数だけで「結婚をやめるべき」「そのまま進めるべき」とは判断できません。原因が作業量・期限・予算・両家調整など結婚式特有の負荷なのか、普段から続く暴言・威圧・暴力・金銭管理など安全に関わる問題なのかを分けて考える必要があります。

結婚式は、招待客、費用、衣装、料理、席次、引き出物、親族への連絡など、期限付きの判断が同時に進みます。この記事では、喧嘩の割合、原因、役割分担、前撮り・打ち合わせ、仲直り、破談・キャンセルの判断、当日のゲストトラブルまで整理します。

私は2007年から硝子彫刻工房 九炉磨蔵を運営し、300件以上の結婚式引き出物案件で、数量、名簿、贈り分け、持込料、納期、人数変更などのご相談に対応してきました。本記事では、カウンセラーやウェディングプランナーとしてではなく、外部制作業者として見てきた準備上の行き違いと確認方法をお伝えします。

  • 結婚式準備の喧嘩が珍しくない理由と、割合の読み方
  • 準備しない相手への伝え方と役割分担
  • 破談・離婚・キャンセルを考える前の判断基準
  • 費用・親族・前撮り・当日トラブルへの対処法

目 次

結婚式準備で喧嘩する割合は?

結婚式準備で喧嘩するカップルは少なくありません。ハナユメが公開している調査紹介では、結婚準備中に喧嘩したことがある人は66%でした。喧嘩の原因は「結婚式の準備や役割分担」が73.5%、「結婚式にかかる費用」が48.5%とされています。

ただし、この数値は特定媒体の調査結果であり、現在の全カップルを示す全国公式統計ではありません。また、結婚式準備の喧嘩が原因で破談・離婚した割合について、条件の明確な全国統計は確認できませんでした。66%という数字から「喧嘩しても問題ない」「破談になる」と推測しないでください。

この調査から参考にできるのは、準備分担と費用が衝突点になりやすいという部分です。自分たちの場合も、性格の相性だけでなく、「未決定項目」「担当」「期限」「予算」を先に確認すると、喧嘩の原因を具体化できます。出典:ハナユメ「結婚準備で喧嘩するカップルは66%」

結婚式で喧嘩が起きる原因

結婚式の喧嘩は、どちらか一方が悪いというより、準備の忙しさ、費用の大きさ、親族の意見、当日の緊張が重なって起きる事が多いです。

まずは、どんな場面で揉めやすいのかを知っておく事が大切ですよ。

準備中に喧嘩しやすい理由

結婚式の準備を進めながら意見が食い違い、真剣な表情で話し合うカップル

結婚式準備中の喧嘩で多いのは、準備の負担がどちらか一方に偏ってしまうケースです。

招待状、席次表、衣装、料理、引き出物、演出、写真、BGM、親族への連絡など、結婚式は想像以上に決める事が多いですよね。

その中で片方だけが動いている感覚になると、どうしても不満がたまりやすくなります。

よくあるのは、片方は真剣に調べているのに、もう片方が「任せるよ」と言ってしまうパターンです。
言った側は信頼して任せているつもりでも、受け取る側は「興味がないのかな」と感じてしまうかもしれません。
この温度差が、結婚式準備の喧嘩につながりやすいです。

旦那がむかつく・準備してくれないと感じたら

「手伝って」では担当範囲が曖昧なため、頼んだ側は動いてくれないと感じ、頼まれた側は何をすればよいか分からないことがあります。性別で役割を決めず、誰が・何を・いつまでに・どこまで決めるかを共有してください。

当社でも結婚式の引き出物や記念品のご相談を受ける中で、最初は新婦様だけが連絡をくださり、途中から新郎様も一緒に確認する流れになる事があります。

その時に感じるのは、二人で確認するだけで安心感が全然違うという事です。
完璧に同じ熱量で動く必要はありません。

ただ、相手任せにしすぎず「今どこまで進んでいるか」を共有するだけでも、かなり喧嘩は防ぎやすくなります。
忙しい時ほど、短い時間でいいので週に一度だけでも結婚式の話をする時間を作ると良いかなと思います。

頼み方は「考えておいて」ではなく、「日曜までに候補3会場の見積もり条件をそろえる」「火曜までに自分側の招待候補を確定する」のように成果物と期限まで決めます。関心の薄さに見える問題が、実際には担当の曖昧さや情報不足である場合は、この方法で改善しやすくなります。

前撮りや式場打ち合わせで喧嘩する原因

前撮りでは衣装・場所・写真の雰囲気・費用、式場打ち合わせでは料理・演出・見積もりなど、好みと金額を同時に決めるため喧嘩が起きやすくなります。さらに、片方だけが下調べをしていると、打ち合わせ当日に初めて意見が対立することがあります。

打ち合わせ前に、二人がそれぞれ「譲れないことを1つ」「調整できることを2つ」「確認したいこと」を書き、式場へ提出する質問を一つのメモへまとめてください。決まらない項目はその場で無理に決めず、仮決定・回答期限・最終決定日を記録します。

前撮り当日は時間制限があるため、撮影中に好みを争うより、必ず撮りたいカット、変更できるポーズ、追加料金が必要な撮影を事前に分けておく方が現実的です。

費用や予算で揉める原因

結婚式の見積書や家計を確認しながら予算について悩むカップルの様子

結婚式の喧嘩で避けて通れないのが、費用や予算の問題です。
結婚式は金額が大きくなりやすく、最初の見積もりから料理、装花、衣装、写真、映像、引き出物などで費用が上がる事も珍しくありません。

その為、どこにお金をかけるか、どこを抑えるかで意見がぶつかりやすくなります。

例えば、片方は料理を重視したい、もう片方は衣装や写真を大切にしたい。
このケースはどちらも間違いではありません。

ただ、優先順位を話し合わないまま決めていくと、後から「そんなに高い物を選ぶと思わなかった」と揉めやすくなりますので、必ず何を決めるにも二人で意思疎通の確認を取りながら決めていく事が重要です。

費用に関する数値は、式場、地域、人数、時期によって大きく変わります。

金額はあくまで一般的な目安として考え、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
費用で喧嘩しない為には、最初に全体予算と上限を決める事が大切です。

さらに、二人で絶対にこだわりたい項目をそれぞれ出しておくと、判断しやすくなります。
「ここは譲れない」「ここは抑えてもいい」を事前に共有するだけで、話し合いがかなりスムーズになりますよ。

結婚式費用の考え方を深掘りしたい場合は、結婚式のローン払いで後悔しない考え方も参考にしてください。

ローンを使うかどうかに限らず、大きなお金をどう考えるかは、喧嘩を防ぐ上でも大事な視点です。

当社からのワンポイントアドバイス

当社は2007年の開業以来、300件以上の結婚式引き出物案件に対応してきました。制作のやり取りで起きやすいのは、意見の違いそのものより、確認役と最終版が分からなくなることです。招待客、予算、席次、引き出物、納期を1枚の共有表へまとめ、「担当者」「確認先」「回答期限」「最終決定日」を設けてください。「任せる」も候補選びまでか最終判断までかを明記します。意見が違ったときは、好みの勝ち負けではなく、①ゲストへの影響、②追加費用、③変更期限の順で比較してください。決定事項をその日のうちに同じ表へ反映し、古い見積もりや名簿を残したまま使わないことが、準備の行き違いと喧嘩を防ぐ実務的な方法です。

親族や両家の意見対立

結婚式は二人のイベントでありながら、両家にとっても大きな節目になります。
その為、親族や両家の意見が入ってくる事で、喧嘩に発展するケースもあります。

招待人数、会場の場所、料理の内容、引き出物、挨拶、服装、費用負担など、親世代の考え方と二人の希望が違う事もありますよね。
特に、親から資金援助を受ける場合は、意見を完全に無視しにくくなります。

二人としては自由に決めたいのに、親から「こうした方が良い」と言われ続けると、かなり疲れてしまうかもしれません。

ここで大切なのは、親族の意見をすべて受け入れる事ではなく、二人の方針を先に決めておく事です。
親族の意見対立を防ぐには、二人で先に基準を決めるのがコツです。

例えば、費用を出してもらう部分は相談する、二人で負担する部分は二人で決める、など線引きをしておくと揉めにくくなります。

親への伝え方も大切です。
「口を出さないで」と強く言うより、「ここは二人で考えたいので、迷った時は相談させてください」と伝える方が角が立ちにくいです。

結婚式前は、親も心配や寂しさから色々言ってしまう事があります。
この部分は親の気持ちも少し理解してあげて下さい。
その背景や想いを理解しつつ、二人の希望も守る。

なかなか難しいですが、ここを丁寧に進めると、結婚式当日の空気も良くなりやすいです。

ゲスト同士の喧嘩や飲酒トラブルへの対策

披露宴会場でゲスト同士が口論になり、周囲の参列者やスタッフが止めに入る結婚式トラブルの様子

結婚式当日に気をつけたいのが、ゲスト同士の喧嘩や飲酒によるトラブルです。

披露宴や二次会はお祝いの場なので、久しぶりに会った友人や親族同士で盛り上がるのは自然な事です。
ただ、昔から仲が良くない人同士や、過去にわだかまりがある親族・知人同士が近い席になると、ちょっとした一言が気まずい空気を生む事があります。

さらにお酒が入ると、普段なら流せる言葉でも大きな口論になったり、声が大きくなったり、周囲に絡んでしまったりする事もあります。

新郎新婦にとって、自分たちの結婚式でゲスト同士が揉めてしまうのは本当につらいですよね。
更には人生最高の1日になるはずだったのに、ゲスト同士の喧嘩で台無しにされちゃったりしたら、そのゲストを招待した事をめっちゃ後悔しますよね。

そのような事態にならないよう、ゲスト同士のトラブルは当日対応だけでなく、事前の準備で防ぐ意識が大切です。

まずは席次表を作る段階で、「この二人は近くにしない方が良いかも」「この親族同士は同じ卓だと気を使うかも」といった人間関係を確認しておきましょう。
判断に迷う場合は、親や共通の友人にさりげなく確認しておくと安心です。

また、会場スタッフや幹事、プランナーには、少し心配なゲストがいる事を事前に共有しておくと、当日も早めに声をかけてもらいやすくなります。

飲酒トラブルを防ぐ為には、明らかに酔っているゲストにソフトドリンクを勧めてもらう、飲酒ペースが早い卓をさりげなく気にかけてもらう、二次会では幹事に様子を見てもらうなど、頼れる体制を作っておく事が大切です。

新郎新婦が当日に直接対応しようとすると負担が大きすぎるので、会場責任者や幹事に任せられる準備をしておくのが現実的かなと思います。

もし暴力や危険行為、物損が起きた場合は、無理に身内だけで収めようとせず、会場責任者や警備、必要に応じて警察や救急へ相談してください。

お祝いムードを守る為にも、席次の工夫、飲酒への配慮、スタッフとの事前共有をしておくと、ゲストも新郎新婦も安心して一日を過ごしやすくなります。

結婚式準備で喧嘩ばかりなら破談・離婚を考えるべき?

喧嘩の回数だけで破談・離婚を決めるべきではありません。まず、結婚式の作業・期限・費用が原因で一時的に余裕を失っているのか、結婚後も続く価値観・信頼・安全の問題が表面化しているのかを分けて考えてください。

準備負担が中心なら、未決定事項を減らす、役割を再分担する、打ち合わせを一度休む、結婚式の規模や内容を見直すことで改善する可能性があります。一方、話し合っても約束を繰り返し破る、相手を侮辱する、借金や重要な支出を隠す、両家の前で威圧するなど、結婚式以外にも続く問題は、式の準備だけを整えても解決しません。

  • 準備方法を変えて様子を見る:特定の作業や期限で衝突し、落ち着けば謝罪・再調整ができる
  • 第三者へ相談する:同じ問題を繰り返し、二人だけでは話が進まない
  • 契約や日程を止めて考える:結婚そのものへの意思、金銭、信頼について重大な不一致がある
  • 安全を最優先する:暴力、物を壊す、脅す、監視する、金銭や行動を強く支配する行為がある

暴力や威圧がある場合は、仲直りの話し方や役割分担だけで解決しようとせず、安全な場所から信頼できる人や専門窓口へ相談してください。内閣府のDV相談ナビ(#8008)・DV相談プラスでは、最寄りの相談窓口やチャット相談を案内しています。緊急の危険がある場合は110番へ連絡してください。

結婚式をやめたい・大喧嘩でキャンセルしたいとき

喧嘩の直後にキャンセルを確定すると、気持ちが変わっても申込金や解約料が戻らない可能性があります。安全上の緊急性がない場合は、まず新しい発注と追加契約を止め、契約書を確認し、式場へ「解約」「延期」「規模変更」の費用と期限をそれぞれ書面で出してもらってください。

国民生活センターは、結婚式は一度契約すると原則として契約内容に従うため、契約書のキャンセル規定と料金の内訳を確認するよう案内しています。破談になった場合に二人のどちらがキャンセル料を負担するかは、契約名義、二人の合意、支払い状況などで変わり、全国共通の一律ルールとして断定できません。必要に応じて消費生活センターや法律の専門家へ相談してください。参考:国民生活センター「結婚式をキャンセルしたら解約料が高額だった」

二人の関係ではなく、結婚式の規模や準備負担が原因なら、挙式+披露宴の形にこだわる必要はありません。少人数婚、挙式+会食、フォトウエディング、延期なども含め、結婚式を挙げるか迷ったときの判断方法も参考にしてください。

結婚式の喧嘩を防ぐ対処法

ここからは、実際に結婚式の喧嘩やトラブルが起きた時、どう動けば良いのかを整理します。
大事なのは、感情だけで判断しない事です。
安全、記録、相談、そして後日の話し合いを分けて考えると、落ち着いて対応しやすくなります。

喧嘩が起きた時の初動対応

結婚式当日に喧嘩が起きた時は、まず安全確保が最優先です。
口論だけで済んでいるのか、暴力や物損があるのか、体調不良やけが人がいるのかで対応は変わります。

ゲスト同士の口論であれば、会場スタッフや幹事が当事者を少し離れた場所へ案内し、周囲から距離を取るのが基本です。
その場で言い合いを続けさせると、周りのゲストにも不安が広がってしまいます。
新郎新婦本人が直接間に入るのは、できれば避けた方が良いです。
結婚式当日は主役ですし、感情的な場面に巻き込まれると、その後の進行にも影響が出ます。

プランナー、会場責任者、幹事、親族代表など、当日動ける人に任せる体制を作っておきましょう。

喧嘩発生時の初動は、安全確保、当事者の分離、状況確認、記録の順番で考えると落ち着きやすいです。

暴力、けが、器物破損がある場合は、写真や動画、目撃者、発生時刻などを記録しておく事も大切です。
後から話が食い違った時、記録があるかどうかで対応のしやすさが変わります。

式場トラブルへの対処法

結婚式の喧嘩は、人間関係だけでなく式場側のミスから起きる事もあります。

BGMが違う、司会者が名前を間違える、料理やケーキが打ち合わせと違う、写真や映像に問題がある、見積もりと請求額が大きく違うなどです。

せっかく準備してきた一日だからこそ、こうしたトラブルは感情的になりやすいですよね。

式場トラブルが起きた時は、その場で強く責めるより、まず事実を整理する事が大切です。
何が打ち合わせ内容と違ったのか、いつ誰と確認したのか、契約書や見積書にどう書かれているのかを確認します。

口頭だけのやり取りだと後から証明しにくい為、可能であればメールや書面、見積書、打ち合わせ記録を残しておくと安心です。

式場とのやり取りでは、感情より記録が大切です。

打ち合わせ内容、見積もり、変更点、担当者の説明は、できるだけ文面で残しておくと後日の確認がしやすくなります。

当日にミスが発覚した場合は、まず現場でできる代替対応を確認しましょう。
演出の順番を変えられるのか、料理やケーキの差し替えが可能なのか、後日の返金や補償の話しになるのか。

その場で解決できる事と、後日話し合うべき事を分けると、披露宴全体の混乱を抑えやすいです。

キャンセル料と契約確認

結婚式前に大きな喧嘩をして「もう式をやめたい」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、結婚式のキャンセルは感情だけで決めると、費用面で大きな負担になる可能性があります。

式場との契約では、日程が近づくほどキャンセル料が高くなる事が一般的です。
ただし、具体的な金額や条件は式場、契約内容、時期によって異なります。
まず確認したいのは、契約成立日、申込金の扱い、キャンセル料の発生時期、延期の可否、人数変更の期限です。

特に「キャンセル」と「延期」では費用の扱いが違う場合があります。
キャンセルしたいと思っても、まずは一度冷静になって契約書を見ながら式場に確認する事が大切です。

キャンセル料や契約条件は、式場ごとに異なります。

何かの原因で結婚式を中止したいと思った場合でも、すぐにキャンセルを申し出る前に、まず二人で時間を置いて話し合う事をおすすめします。

その場の勢いで決めてしまうと、後悔につながるかもしれません。

親族や式場への連絡も必要になる為、感情が落ち着いてから順番に判断した方が良いです。

お金の不安が喧嘩の原因になっている場合は、結婚式のお車代はいくら?相場・遠方ゲストの交通費・宿泊費・渡し方を完全解説のように、関連費用を一つずつ整理していくと見通しが立ちやすくなります。

当社からのワンポイントアドバイス

300件以上の引き出物案件に対応してきた経験上、トラブル時に役立つのは記憶ではなく、契約書と変更履歴です。式場、衣装店、写真会社、外部制作業者など窓口が増えるほど、誰に何を伝えたかが曖昧になります。変更時は、内容、追加・減額費用、数量、納品日、変更・キャンセル期限を一つの文面へまとめ、了承の返信を受け取ってください。特に引き出物は招待人数と発注数が一致せず、世帯数、贈り分け、欠席、予備数で変わります。名簿更新後は、式場用・外部業者用・二人の保管用が同じ版か照合し、口頭で解決した内容も当日中に確認メールへ残してください。感情的な行き違いと実際の契約・発注ミスを分けて処理することが、問題を広げない判断基準です。

席次や配席で防ぐ工夫

席次や配席は、結婚式の喧嘩を防ぐ上でかなり重要です。
誰をどの席にするかは、単なる場所決めではありません。

ゲスト同士の関係、親族の立場、職場の上下関係、友人グループの空気まで考える必要があります。
ここを雑に決めてしまうと、当日になって気まずい雰囲気が出る事があります。
まず、仲が良い人同士を近くにするのは基本です。

一方で、過去にトラブルがあった人、離婚や別れなどで気まずい関係の人、職場で上下関係が微妙な人は、距離を取った方が安心です。

親族席も、地域や家ごとの考え方が出やすい部分なので、両家の親に一度確認しておくと良いですよ。

スクロールできます
確認項目気をつけたい事
友人関係不仲や過去のトラブルがないか確認
親族関係両家の席順や立場に配慮
職場関係上司や同僚の配置に注意
飲酒面騒ぎやすい人の周囲に配慮

また、席次表は一度作って終わりではなく、出欠変更があるたびに見直す必要があります。
急な欠席で席が空いた時、無理に席を詰めると別の問題が出る事もあります。

迷った時は、見た目のバランスよりもゲストの居心地を優先した方が良いかなと思います。
席次は地味な作業ですが、当日の空気を左右する本当に大切な準備です。
必ず様々な要件(人間関係)を加味して慎重に決めて下さい。

仲直りするための伝え方

結婚式準備中に喧嘩をした時、早く仲直りしたいのに、どう話しかければ良いか分からない事がありますよね。
そんな時は、勝ち負けやどっちが正しくてどっちが間違えだっていうのを決めようとしない事が大切です。

結婚式の準備は、どちらが正しいかを争う場ではなく、二人で一つの形を作る時間です。
まずは「言いすぎた」「不安だった」「一緒に考えたい」と、自分の気持ちを短く伝えるだけでも良いと思います。

避けたいのは、「あなたが何もしないから」「普通はこうでしょ」と相手を責める言い方です。
責められた側は、防御する気持ちが強くなります。

その結果、本当は仲直りしたいのに、さらに言い合いが続いてしまう事もあります。
仲直りの言葉は、正しさよりも安心感が大切です。
まずは相手を責めずに、自分の気持ちを短く伝える事から始めてみてください。

例えば、「さっきは強く言いすぎた。ごめんね」「一人で抱えている気がして不安だった」「もう一回、二人で決め直したい」といった言葉です。

これだけでも、相手は話し合いに戻りやすくなります。

当日や前日に喧嘩してしまった場合は、無理に長時間話し合うより、「式が終わってから落ち着いて話そう」と決めるのも一つです。

大切な一日を守る為に、一旦保留する判断も悪くありません。
結婚式はゴールではなく、これからの生活の始まりです。
だからこそ、喧嘩した後の戻り方を二人で覚えていく事も大事かなと思います。

結婚式の喧嘩を防ぐ準備

結婚式のスケジュールや役割分担を確認しながら協力して準備を進めるカップル

結婚式の喧嘩を完全にゼロにするのは難しいかもしれません。
でも、事前準備で大きなトラブルを減らす事はできます。

大切なのは、問題が起きてから慌てるのではなく、起きやすい場面を先に想定しておく事です。
まず、二人で決める事、親に相談する事、式場に確認する事を分けましょう。
全部を一気に決めようとすると疲れます。

これは本当におススメなのですが、打ち合わせが始まってすぐにプランナーさんと新郎新婦様3人でやる事リストの製作とそれぞれの期限を一番最初に決める事です。

準備時期ごとの作業を先に整理したい方は、結婚式は何カ月前から準備するかも参考にしてください。

衣装、料理、写真、引き出物、費用、席次、演出など、項目ごとに担当と期限を事前に決める事で、結婚資金打ち合わせがとても進めやすくなります。
また、費用に関しては最初に上限を決め、変更が出たら必ず二人で確認するルールにしておくと安心です。

結婚式準備で大切なのは、完璧に進める事ではありません。
不安や迷いを一人で抱えず、早めに共有する事です。

当社では、結婚式の引き出物として、ゲスト一人ひとりのお名前を彫刻する名入れロックグラスをご提案しています。
引き出物は、費用、持ち込み、納期、ゲストごとの贈り分けなどで悩みやすい項目です。
そうした不安を減らす為にも、早めに相談して、見積もりや納期を確認しておく事が大切ですよ。

引き出物の予算・数量・贈り分けで迷っている方は、結婚式の引き出物相場と選び方をご覧ください。名入れ引き出物を検討している方は、九炉磨蔵の結婚式引き出物で制作期間や注文条件をご案内しています。

だからこそ、外部に相談できる部分は早めに相談し、二人で抱え込みすぎない事が大切です。
結婚式の喧嘩は、準備不足だけでなく、気持ちのすれ違いから起きる事も多いです。

お互いの不安を責め合うのではなく、同じ方向を見る為の話し合いに変えていけると、結婚式当日をもっと穏やかな気持ちで迎えられるかなと思います。

結婚式準備の喧嘩に関するよくある質問

結婚式準備で喧嘩する割合はどのくらいですか?

ハナユメが公開する調査紹介では、結婚準備中に喧嘩したことがある人は66%です。ただし、特定媒体の調査であり、現在の全カップルを示す全国公式統計ではありません。割合よりも、自分たちの喧嘩の原因と安全性を確認してください。

結婚式準備で喧嘩ばかりなら破談になりますか?

喧嘩の回数だけでは判断できません。作業・期限・費用が原因なら分担や規模の見直しで改善する可能性があります。暴言、威圧、暴力、金銭上の重大な隠し事など、結婚式後も続く問題がある場合は、日程を止めて第三者へ相談してください。

結婚式準備をしない旦那にむかつくときはどうすればよいですか?

「手伝って」ではなく、「招待候補を日曜までに確定する」など担当、成果物、期限を具体化してください。それでも約束を繰り返し無視する場合は、作業分担だけでなく、相手が結婚式や共同生活をどう考えているかを落ち着いて確認する必要があります。

大喧嘩したら結婚式をキャンセルすべきですか?

安全上の緊急性がない場合は、喧嘩直後に即決せず、新しい発注を止めて契約書を確認してください。式場へ解約・延期・規模変更の費用と期限を書面で確認し、関係そのものの問題か、準備方法の問題かを分けて判断します。

破談になった場合のキャンセル料はどちらが払いますか?

全国共通の一律ルールとしては断定できません。契約名義、二人の合意、支払い状況、契約書の内容などで変わります。まず式場からキャンセル料の根拠と内訳を書面でもらい、当事者間で解決できない場合は消費生活センターや法律の専門家へ相談してください。

両家の親の意見が違って喧嘩になる場合は?

最初に二人の共通方針を決め、両家に相談する項目と二人で決める項目を分けてください。費用援助、親族慣習、招待範囲など親が関係する部分は、両家へ同じ説明をし、回答期限と最終決定者を共有すると行き違いを減らせます。

結婚式当日にゲスト同士が喧嘩したらどうしますか?

新郎新婦が直接仲裁せず、会場責任者やスタッフへ連絡し、当事者を離して安全を確保します。けが、暴力、物損があれば記録を残し、必要に応じて警察や救急へ連絡してください。心配な人間関係や飲酒傾向は事前に会場へ共有しておきます。

二人だけで解決せず外部へ相談した方がよいのはどんな場合ですか?

同じ問題を繰り返して話し合いが成立しない、結婚意思や金銭・信頼に重大な不一致がある、暴力・威圧・監視・支配がある場合です。式場担当者、信頼できる家族、カップル相談、消費生活センター、法律相談、公的なDV相談窓口など、問題に合った第三者へ相談してください。

記事まとめ

結婚式準備で喧嘩ばかりになったとき、最も重要なのは回数ではなく、原因が「準備方法」「信頼」「安全」のどこにあるかを見分けることです。作業量や期限が原因なら進め方を変える余地があります。重要な金銭の隠し事や約束違反が続くなら、結婚後も続く問題として立ち止まる必要があります。暴力や威圧がある場合は、話し合いより安全確保と外部相談を優先してください。

公開されているハナユメの調査紹介では、結婚準備中に喧嘩したことがある人は66%でした。ただし、これは全国の最新公式統計ではなく、喧嘩から破談・離婚へ進む割合を示す数字でもありません。「多くの人が喧嘩するから大丈夫」と軽く考えるのでも、「喧嘩したから相性が悪い」と決めつけるのでもなく、自分たちの状況を具体的に確認してください。

これまで300件以上の結婚式引き出物案件へ対応してきた当社の経験から見ると、準備中の喧嘩は、二人の仲が悪いからだけで起きるとは限りません。

決める項目が多いこと、期限が重なること、費用が途中で変わること、さらに両家や式場など関係者が増えることによって、普段は小さな違いだったものが表に出やすくなるのだと思います。

300件以上の結婚式引き出物に対応してきた中で、準備が落ち着いて進みやすいお二人は、最初から意見が完全に一致しているわけではありません。

違いが出た時に、「どちらが正しいか」ではなく、「何をいつまでに、誰と確認するか」へ話を戻せています。
反対に、担当と期限が曖昧なまま進めると、一方は確認済みのつもり、もう一方はまだ相談中のつもりという行き違いが起こります。
喧嘩の原因が性格の違いに見えても、実際には情報共有の不足ということも少なくありません。

準備を始めたら、まず二人だけで決めること、両家に確認すること、式場へ確認すること、外部業者へ依頼することを分けてください。
そのうえで、項目ごとに担当者、回答期限、予算上限、変更期限を書き出します。
好みを優先する項目と、ゲストへの影響が大きい項目は、分けて判断することも大切です。

費用については、最初の見積額だけで判断せず、現時点で確定している金額と、今後変わる可能性がある項目を分けて見てください。

料理のランク、衣装の差額、写真や映像、装花、引き出物、持ち込み料、配送費などは、選択によって総額が動きます。

二人で「絶対に残したいもの」「内容を調整できるもの」「なくても困らないもの」を先に決めておけば、金額が上がった時にも話し合いやすくなります。

予算を抑えること自体は悪くありませんが、ゲストの食事や安全、氏名・数量の確認、納期など、後から修正しにくい部分は慎重に進めた方が安心です。

引き出物は、招待人数だけを見て数量を決めると間違いやすい項目です。
一人に一つなのか、一世帯に一つなのか、夫婦や家族へどう渡すのか、主賓や親族で贈り分けるのかを確認します。
名入れの場合は、席次表が完成した後にも旧字体、異体字、英字表記、欠席や追加出席を再確認する必要があります

式場への一括納品か、ゲスト宅への配送かによっても締切や確認事項は変わります。搬入日時、保管場所、検品者、配布方法まで式場へ聞いておくと安心です。

両家の意見が違う時は、誰が費用を負担するかだけでなく、親族の慣習や過去のお祝いとの釣り合いも含めて確認してください。

親の意見を全て受け入れるか、断るかの二択にする必要はありません。
親族に関わる部分は相談し、二人が負担して選ぶ部分は二人で決めるなど、先に境界線を共有すると話が整理しやすくなります。

式場や業者とのトラブルを防ぐには、口頭の説明だけに頼らないことが重要です。
見積書、契約書、打ち合わせ記録、変更依頼への返信を残し、変更後の金額、数量、納期、キャンセル条件まで確認してください。

国民生活センターも、契約後は原則として契約内容に従うため、契約成立時期やキャンセル料の発生時期、金額、内訳を事前に確認するよう案内しています。

感情的になって式を中止したくなった時も、まず契約書を開き、キャンセルと延期で条件がどう違うかを式場へ確認してから判断してください。

ただし、暴力、物を壊す、脅す、監視する、金銭や行動を強く支配する行為がある場合は、契約整理より先に安全な場所へ移り、信頼できる人や公的窓口へ相談してください。通常の夫婦喧嘩として我慢する必要はありません。

当日のゲスト同士のトラブルは、新郎新婦だけで抱え込まないことが大切です。
人間関係や飲酒面で心配がある場合は、席次を決める段階で両家や共通の知人へ確認し、会場責任者や幹事へ必要な範囲で共有します。
実際に口論や危険行為が起きた時は、安全確保を最優先にして、当事者を離し、スタッフへ任せてください。
新郎新婦が直接入ると、その後の進行にも影響します。

二人の間で喧嘩になった時は、その日のうちに全てを決着させなくても構いません。
疲れている時は、一度話を止め、「何に不安を感じたのか」「何を決め直す必要があるのか」を後で整理する方が建設的です。相手を責める言葉ではなく、自分が困っている事実と希望する行動を短く伝えてください。

最後に、今から確認する順番をお伝えします。まず、未決定の項目と期限を一覧にする。次に、二人、両家、式場、外部業者の確認先を分ける。そして、予算上限、人数・数量、持ち込み条件、納期、変更・キャンセル期限を確認する。最後に、決まった内容を同じ資料へ反映し、古い名簿や見積書を残したまま使わない。
この順番を守るだけでも、すれ違いはかなり減らせます。

一般的な正解を探すことも必要ですが、最終的に大切なのは、お二人が納得でき、ゲストが安心して過ごせる選択です。

結婚式は一日ですが、準備中の話し合いは、その後の生活にもつながります。
喧嘩を失敗と考えず、二人の考え方と確認方法を整える機会として、一つずつ進めてください。

この記事を書いた人

硝子彫刻工房 九炉磨蔵
代表 門間 基浩


2007年から約20年に渡り硝子彫刻・名入れ記念品の制作に携わり、300件以上の結婚式の引き出物制作実績があり、その他にも両親贈呈品などをブライダルにかかわる商品を数多く制作してきました。

本記事では数えきれない新郎新婦様との打ち合わせの際にお伺いした内容や経験から、記事を書かせて頂いております

結婚式衣装の新郎新婦が暗い背景の前で向かい合い、指を差しながら激しく言い争っている

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