結婚式の料理相場と費用の考え方

結婚式のフルコース料理を丁寧に盛り付ける日本人シェフの調理風景
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結婚式のケーキや料理を決めるとき、「料理はいくらくらいが普通?」「ウェディングケーキにはどこまでお金をかける?」「飲み物やデザートビュッフェまで含めると、結局いくらになるの?」と迷う新郎新婦様は少なくありません。

結論から言うと、結婚式の料理・飲み物はゲスト1人あたり約2万円前後から考え、ウェディングケーキは1人あたり1,000~1,500円程度を一つの目安にすると、全体の予算を組み立てやすくなります。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値を基にしたゼクシィの記事では、料理は1人あたり平均約1万6,900円、飲み物は平均約4,500円と紹介されています。料理と飲み物だけでも、単純計算では1人あたり約2万1,400円です。

ただし、実際の見積もりは料理のコース、フリードリンクの内容、ウェディングケーキのデザイン、デザートビュッフェ、寿司ビュッフェ、サービス料、子ども料理などによって変わります。

さらに注意したいのが、「1人あたりでは数百円・数千円の差でも、ゲスト人数を掛けると数万円から数十万円の差になる」ということです。

この記事では、結婚式の料理・飲み物・ケーキの費用相場から、ゲスト満足度を落とさず予算を考える方法、人数ごとの総額、見積もりで確認したい項目、料理やケーキの変更期限まで、結婚式準備で実際に確認しておきたいポイントをまとめて解説します。

目 次

結婚式の料理・飲み物・ケーキの相場を最初に確認

結婚式の披露宴で日本人ゲストがフルコース料理を楽しんでいる様子

結婚式の料理、飲み物、ケーキは、それぞれ別々に考えるより、「ゲスト1人あたりの飲食費」として全体を見ると予算を把握しやすくなります。

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項目費用の目安主な変動要因
婚礼料理平均約16,900円/人コース、食材、品数、会場
飲み物平均約4,500円/人フリードリンクの種類、乾杯酒
ウェディングケーキ約1,000~1,500円/人が目安サイズ、段数、フルーツ、装飾、デザイン

料理と飲み物については全国平均、ウェディングケーキについては結婚式場公式サイトなどで示されている一般的な目安です。会場や地域、プランによって料金は異なるため、最終的には利用する会場の見積もりを確認してください。

参考:ゼクシィ「結婚式30人の費用相場や自己負担額まとめ」

参考:ララシャンス博多の森「ウェディングケーキの種類・相場・デザイン実例ガイド」

60人なら料理・飲み物・ケーキでいくら?

例えば60人の披露宴で、料理16,900円、飲み物4,500円、ケーキ1,000~1,500円として単純計算すると次のようになります。

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項目1人あたり60人の場合
料理16,900円1,014,000円
飲み物4,500円270,000円
ケーキ1,000~1,500円60,000~90,000円
合計22,400~22,900円1,344,000~1,374,000円

あくまで目安を組み合わせた試算ですが、60人なら料理・飲み物・ケーキだけでも130万円を超える可能性があります。

ここへデザートビュッフェや料理のランクアップなどを追加すれば、さらに費用は上がります。そのため「ケーキはいくら」「料理はいくら」と個別に見るだけではなく、ゲスト1人あたりの飲食費と人数を掛けた総額の両方を確認しましょう。

当社からのワンポイントアドバイス
当社では2007年の開業以来、300件以上の結婚式の引き出物案件に携わり、新郎新婦様から予算や数量についてもさまざまなご相談を受けてきました。その経験からお伝えしたいのは、結婚式の費用は「一つの単価が高いか安いか」だけで判断しないことです。

料理を1人1,000円上げれば60人で6万円、ケーキを1人500円上げれば60人で3万円変わります。さらに料理、飲み物、ケーキ、引き出物など複数の項目が同時に上がると、最終的にはかなり大きな差になります。

人数がまだ確定していない時期は、少なめの人数だけで考えず、招待する可能性のある現実的な上限人数でも一度試算しておくと、後から予算が大きくずれにくくなります。

結婚式の料理相場は1人いくら?

結婚式披露宴のテーブルに置かれた山田孝弘様の席札

結婚式の料理は、ゲストへのおもてなしを考えるうえで大きな項目です。ゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値では、料理の平均は1人あたり約1万6,900円とされています。

ただし「平均が16,900円だから、その金額に合わせればよい」という意味ではありません。会場によって用意されているコース、食材、品数、サービス内容が異なるため、金額だけでなく中身まで確認する必要があります。

料理は最低ランクだけで決めない

最初の見積もりに入っている料理が、その会場で実際によく選ばれているコースとは限りません。

初期見積もりを見るときは、「料理がいくら入っているか」だけではなく、次の内容まで確認しましょう。

  • 何品のコースなのか
  • メイン料理は何か
  • 肉料理・魚料理の内容
  • パンやデザートが含まれるか
  • 子ども料理はいくらか
  • アレルギー対応が可能か
  • 妊娠中のゲストや苦手食材への変更ができるか
  • コース変更で1人いくら上がるか
  • サービス料が別途かかるか

可能であれば、契約前や料理決定前に試食することもおすすめします。料理は写真だけでは、量や味、食べやすさまで判断できないためです。

最初から現実的な料理ランクで見積もる

結婚式のフルコース料理を丁寧に盛り付ける日本人シェフの調理風景

料理費で予算がずれやすい原因の一つが、初期見積もりでは最低価格帯の料理が入っており、試食後にランクアップするケースです。

例えば1人3,000円のランクアップでも、60人なら18万円の追加になります。さらにサービス料の対象であれば、実際の増額はそれ以上になる場合があります。

会場を比較する段階から、最低ランクだけではなく、自分たちが実際に選ぶ可能性が高い料理コースでも見積もりを出してもらうと、契約後の予算増加を把握しやすくなります。

料理を1人1,000円上げると総額はいくら増える?

料理のランクアップは、1人あたりでは小さく見えても人数を掛けると大きな金額になります。

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ゲスト人数1人1,000円アップ1人2,000円アップ1人3,000円アップ
30人30,000円60,000円90,000円
50人50,000円100,000円150,000円
60人60,000円120,000円180,000円
80人80,000円160,000円240,000円
100人100,000円200,000円300,000円

このように、料理を選ぶときは必ず「1人あたり」と「人数を掛けた総額」の両方で比較してください。

大人・子ども・乳幼児を分けて人数を確認する

料理の見積もりは、単純に「招待人数×大人料理」で計算できるとは限りません。

実際に確認するときは、まず次のように人数を分けて整理しましょう。

  • 大人料理を注文するゲスト
  • 子ども料理を注文するゲスト
  • 料理が不要な乳幼児
  • アレルギー対応が必要なゲスト
  • 妊娠中などで料理変更が必要なゲスト

そのうえで、料理、飲み物、ウェディングケーキ、デザートビュッフェ、サービス料が、それぞれ何人分で計算されるのかを確認すると、見積もりの精度が上がります。

結婚式の飲み物相場と確認したいポイント

ゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値を基にすると、飲み物の平均は1人あたり約4,500円です。

ただし、飲み物は料金だけでなく「何がフリードリンクに含まれているか」を確認することが重要です。

  • ビール
  • 赤・白ワイン
  • 日本酒
  • 焼酎
  • ウイスキー
  • カクテル
  • ノンアルコール飲料
  • ソフトドリンク
  • 乾杯用スパークリングワイン・シャンパン
  • ウェルカムドリンク

乾杯酒やウェルカムドリンクが基本プランとは別料金になっていることもあるため、単純な「フリードリンク4,500円」だけで判断しないようにしましょう。

ゲストに合わせてドリンク内容を考える

お酒を飲む人が多い披露宴と、子どもや高齢のゲスト、車で来場する人が多い披露宴では、必要なドリンク構成が違います。

例えばお酒を飲まないゲストが多いなら、アルコールの種類だけを増やすより、ノンアルコールカクテルやソフトドリンクを充実させたほうが喜ばれる場合があります。

「高いドリンクプラン=すべてのゲストに満足してもらえる」とは限りません。招待するゲストの顔触れに合わせて選ぶことが大切です。

結婚式のウェディングケーキの相場

ウェディングケーキの費用は、ゲスト1人あたり約1,000~1,500円が一つの目安です。結婚式場「ララシャンス博多の森」の公式解説でも同程度の価格帯が紹介されています。

人数別に単純計算すると次のようになります。

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人数1人1,000円1人1,500円
30人30,000円45,000円
50人50,000円75,000円
60人60,000円90,000円
80人80,000円120,000円
100人100,000円150,000円

実際には会場ごとに料金設定が異なり、オリジナルデザインや装飾を追加することで料金が上がる場合があります。

ウェディングケーキが高くなる主な理由

ウェディングケーキは、大きさだけで金額が決まるわけではありません。

  • 段数を増やす
  • 複雑な形にする
  • フルーツを多く使用する
  • 細かなデコレーションを加える
  • マジパンや飴細工を使う
  • オリジナルデザインにする
  • 特殊な素材や装飾を使用する

などによって料金が変わることがあります。

「SNSで見つけたケーキと同じようなものを作りたい」と考えている場合は、希望画像を見せたうえで、基本料金内で可能なのか、追加料金がいくらになるのかまで確認してください。

生ケーキとイミテーションケーキの違い

ウェディングケーキには、実際に食べられる生ケーキのほか、演出用のイミテーションケーキがあります。

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比較項目生ケーキイミテーションケーキ
食べられるか食べられる基本的に食べられない
ゲストへの提供可能別デザートが必要
デザイン食品としての制約がある高さを出しやすい
向いている人ケーキをゲストにも楽しんでほしい入刀演出や見た目を重視したい

どちらが優れているというものではありません。ウェディングケーキを「料理・デザート」として考えるのか、「披露宴演出」として考えるのかによって選択が変わります。

ケーキの持ち込みは契約前に確認する

外部でオーダーしたウェディングケーキを使いたい場合は、注文する前に必ず式場へ確認してください。

生ケーキなどの食品は、衛生管理、冷蔵保管、提供方法、アレルギー管理などの理由から、外部からの持ち込みを禁止している会場があります。

持ち込み可能な場合でも、持込料や保管条件が設定されていることがあります。確認する場合は、「持ち込み可能か」「持込料はいくらか」「誰が保管・配膳するのか」「食品事故などの責任範囲」まで聞いておくと安心です。

デザートビュッフェを追加する場合の考え方

結婚式のデザートビュッフェは、複数のスイーツからゲスト自身が好きなものを選べる演出です。披露宴後半にゲストが席を立つきっかけにもなり、会話を楽しみやすくなるメリットがあります。

一方、料金は会場によって大きく異なります。実際の結婚式場の公式見積もりには、デザートビュッフェが1人2,200円と設定されている例もあります。

例えば60人全員分を1人2,200円で追加すれば13万2,000円です。

参考:ウエディングパーク「MAISON VERTE公式見積り」

ケーキとデザートビュッフェを両方付けるべき?

必ず両方必要というわけではありません。

料理コースの最後にデザートがあり、さらにウェディングケーキを提供し、そのうえデザートビュッフェまで追加すると、甘いものの量が多くなる可能性があります。

デザートビュッフェを希望する場合は、次の3点を会場へ確認してください。

  • コース料理のデザートとの関係
  • ウェディングケーキもゲストへ提供されるのか
  • デザートビュッフェを付けた場合にコース内容を調整できるか

「せっかくだから全部付ける」という決め方ではなく、披露宴全体としてちょうどよい量と予算になるよう組み合わせましょう。

当社からのワンポイントアドバイス
当社へ寄せられる結婚式準備のご相談でも、「せっかくだから」と一つずつオプションを追加した結果、最終的な見積もりが大きくなってしまうことがあります。

料理、飲み物、ケーキ、デザートビュッフェは、それぞれを単独で判断せず、一度すべて合計してください。そのうえで「ゲストのおもてなしに直接つながる費用」と「自分たちが希望する演出の費用」に分けると、残すものと調整できるものを判断しやすくなります。

また、追加オプションを決める前に、「1人○円アップ」ではなく「全ゲスト分で○万円アップ」と総額へ変換して確認することをおすすめします。

寿司・寿司ビュッフェ・寿司ケーキという選択肢もある

結婚式では洋食のフルコースだけでなく、和食や和洋折衷料理、寿司を取り入れる方法もあります。

寿司ビュッフェ

寿司ビュッフェは、披露宴の途中や料理の締めとして寿司を提供するスタイルです。和食を好むゲストが多い場合や、料理そのものを演出として楽しんでもらいたい場合に検討できます。

ただし、すべての式場で対応できるわけではありません。追加料金だけでなく、料理コースとのバランス、提供できる人数、提供方法、提供時間なども確認しましょう。

寿司ケーキ

甘いものが苦手な新郎新婦なら、寿司ケーキなど一般的なウェディングケーキとは違う演出を検討する方法もあります。

ただし、生ものを扱うため、衛生管理や会場の調理体制によって対応可否が変わります。「やりたい」と決めてから手配するのではなく、まず会場へ実施できるか確認してください。

結婚式の料理とケーキはゲスト満足度を基準に選ぶ

料理やケーキの予算で迷ったら、「高いものを選ぶか、安いものを選ぶか」だけではなく、ゲストがどこに満足を感じるのかを考えてください。

料理はゲストが実際に食べるもの

料理は披露宴の長い時間を通してゲストが実際に味わうものです。そのため、予算配分を考えるときは比較的優先順位を高くしてよい項目です。

特に基本コースのメイン料理や量に不安がある場合は、デザート演出などの追加オプションよりも、まず料理そのものを整えるという考え方があります。

ただし、必ず最高ランクへ上げる必要はありません。試食したうえで、ゲストに安心して提供できる内容かどうかを基準に判断しましょう。

ケーキは食事と演出の両方で考える

ウェディングケーキは少し特殊です。

ゲストへ提供する「食べ物」であると同時に、ケーキ入刀やファーストバイト、写真撮影などの「演出」でもあります。

ケーキへ強いこだわりがあるなら予算をかける価値があります。一方、料理を優先したい場合は、ケーキの装飾をシンプルにして費用配分にメリハリを付ける方法もあります。

料理・飲み物・ケーキの費用を抑える方法

費用を抑える場合も、単純にすべてのランクを下げる必要はありません。ゲスト満足度への影響が比較的小さいところから調整します。

1.料理は全体を下げる前に内容を比較する

料理コースを変更する場合は、単純な価格差ではなく「何が変わるのか」を確認してください。

例えば2,000円高いコースでも、メイン食材だけでなく品数やデザートまで変わるなら、その差に価値を感じる場合があります。反対に、自分たちが必要と感じない部分だけが豪華になるのであれば、無理に上げる必要はありません。

2.ケーキのデザインをシンプルにする

ウェディングケーキは、複雑な装飾を減らしてシンプルなデザインにすることで追加料金を抑えられる場合があります。

まず基本料金でどこまで作れるのか確認し、その後で本当に必要な装飾だけを追加すると判断しやすくなります。

3.オプションを「1人単価×人数」で計算する

「プラス500円なら付けよう」と考える前に、必ず人数を掛けてください。
80人なら500円の追加でも4万円、1,000円なら8万円です。この計算をするだけでも、オプションの優先順位が見えやすくなります。

4.デザートを重複させない

コースデザート、ウェディングケーキ、デザートビュッフェをすべて付ける前に、本当に全部必要か確認しましょう。

ゲスト満足度を落とさず、内容の重複を整理することで費用を調整できる場合があります。

見積もりで確認したい10のポイント

料理・飲み物・ケーキを決める前に、次の項目を会場へ確認してください。

  1. 料理の現在の単価
    初期見積もりと実際に選ぶ候補のコースが同じか確認します。
  2. 飲み物の範囲
    乾杯酒、ウェルカムドリンク、追加ドリンクが別料金にならないか確認します。
  3. ケーキの基本料金
    基本料金内で作れるサイズ・形・デザインを確認します。
  4. ケーキの追加装飾料金
    フルーツ、段数、装飾、オリジナルデザインなどの追加費用を確認します。
  5. デザートビュッフェの料金
    人数分必要なのか、コースデザートとの調整が可能か確認します。
  6. サービス料
    料理・飲み物・ケーキなど、どこまでサービス料の対象になるか確認します。
  7. 最終人数の締切
    大人・子どもを含め、いつまで人数変更できるのか確認します。
  8. 料理・ケーキの変更期限
    人数変更期限と料理内容・ケーキデザインの変更期限が同じとは限らないため、別々に確認します。
  9. キャンセル・減員時の扱い
    期限を過ぎた後に人数が減った場合、料理代やケーキ代がどのように請求されるのか確認します。
  10. 持ち込み条件
    ケーキなどの食品を外部から持ち込めるか、持込料・保管条件・責任範囲まで確認します。

初期見積もりと最終見積もりを比較する

結婚式の費用管理で大切なのは、最初にもらった見積もりを保管しておくことです。

料理や飲み物、ケーキが決まった段階で初期見積もりと比較し、「どの項目が・なぜ・1人いくら・総額でいくら増えたのか」を確認しましょう。

式場からの回答は記録に残しておく

料理変更の期限、最終人数の締切、ケーキの持ち込み条件、サービス料、キャンセル時の扱いなど、費用に関係する重要な内容は、できるだけ口頭だけで終わらせないようにしましょう。

見積書、契約書、メールなど、後から確認できる形で残しておけば、「聞いていた条件と違う」といった行き違いを防ぎやすくなります。担当者が変わった場合にも確認しやすくなります。

結婚式全体の費用について詳しく確認したい方は、結婚式場の相場と費用目安についての解説も参考にしてください。

結婚式の料理・ケーキに関するよくある質問(FAQ)

Q1.結婚式の料理はいくらくらいが相場ですか?

A.ゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値では、料理は1人あたり平均約1万6,900円です。ただし、地域や会場、コース内容によって異なるため、平均額だけでなく実際の料理内容を確認してください。

Q2.結婚式の飲み物はいくらくらいですか?

A.同調査の全国推計値を基にすると平均約4,500円です。フリードリンクに含まれる種類、乾杯酒、ウェルカムドリンクなどによって実際の金額は変わります。

Q3.ウェディングケーキはいくらくらいかかりますか?

A.一般的な目安として1人あたり1,000~1,500円程度があります。50人なら5万~7万5,000円、80人なら8万~12万円程度の計算です。デザインや装飾によって追加料金が発生する場合があります。

Q4.ウェディングケーキは必ず必要ですか?

A.必須ではありません。ケーキ入刀などの演出を行わない結婚式もできます。ケーキにこだわりがなければ、別のデザート演出や料理へ予算を使う方法もあります。希望する披露宴の進行と合わせて判断してください。

Q5.デザートビュッフェとウェディングケーキは両方必要ですか?

A.必ずしも両方必要ではありません。コースデザート、ウェディングケーキ、デザートビュッフェをすべて提供すると量が多くなることもあります。料理全体の構成とゲスト層、予算を見ながら選びましょう。

Q6.ウェディングケーキを外部から持ち込めますか?

A.会場によって異なります。食品衛生上の理由から外部の生ケーキを持ち込めない会場もあります。持ち込みたい場合は、注文する前に必ず会場へ可否、持込料、保管条件、提供方法を確認してください。

Q7.料理とケーキのどちらへ予算をかけるべきですか?

A.ゲストへのおもてなしを優先するなら、まず料理の内容を確認することをおすすめします。一方、ケーキ入刀や写真、オリジナルデザインを重視するなら、ケーキへ予算を配分する価値があります。どちらかを一律に優先するのではなく、披露宴で何を大切にしたいかを基準にしてください。

記事まとめ
料理・飲み物・ケーキは「1人単価×人数」で考える

結婚式のケーキや料理の費用を考えるとき、最初に覚えておいてほしいのは、一つひとつの単価だけを見て判断しないことです。

料理は1人あたり平均約1万6,900円、飲み物は平均約4,500円、ウェディングケーキは一般的な目安として1人あたり約1,000~1,500円です。

これらを組み合わせると、料理・飲み物・ケーキだけでも1人あたり2万円を超える予算になります。

さらにデザートビュッフェ、寿司ビュッフェ、料理のランクアップ、ドリンクの追加、ケーキのオリジナル装飾などを加えれば、ゲスト1人あたりの単価はさらに上がります。

ここで注意したいのが、結婚式では「1人500円」「1人1,000円」という金額が小さく感じやすいことです。

例えば60人なら、1人500円の追加で3万円、1人1,000円なら6万円です。80人ならそれぞれ4万円、8万円になります。

料理を2,000円上げ、ドリンクを1,000円上げ、ケーキを500円上げれば、1人あたり3,500円の追加です。80人なら28万円増える計算になります。

だからこそ、見積もりを確認するときは、「1人いくら上がるのか」と「最終的に総額でいくら増えるのか」を必ずセットで見ることが大切です。

一方で、結婚式は安くすればよいものでもありません。

特に料理は、ゲストが披露宴の中で実際に口にするおもてなしです。価格だけを理由に料理のグレードを下げるのではなく、品数、食材、量、味、見た目、アレルギー対応などを確認したうえで判断してください。

そして、初期見積もりでは最低ランクの料理だけを見るのではなく、自分たちが実際に選びそうな現実的なコースでも試算しておくことをおすすめします。

最低ランクと実際に選ぶコースの差が1人3,000円なら、60人で18万円です。このような差を契約後に初めて知ると、料理だけで予算が大きく変わってしまいます。

ウェディングケーキについても同じです。

ケーキに強いこだわりがあり、披露宴のテーマを表現したい、ケーキ入刀の写真を大切にしたいという新郎新婦様なら、オリジナルデザインへ予算をかける意味があります。

反対に、「ケーキ入刀はしたいけれど、デザインにはそれほどこだわらない」という場合は、基本料金内で作れるデザインを確認し、料理や飲み物へ予算を回す方法もあります。

デザートビュッフェも、付ければ必ず満足度が高くなるとは限りません。

すでにコース料理のデザートとウェディングケーキがあるなら、さらにデザートビュッフェを追加する必要があるのか、一度全体を見直してみてください。

反対に、披露宴後半を自由に動ける雰囲気にして、ゲスト同士や新郎新婦との会話を楽しんでもらいたいなら、デザートビュッフェそのものが一つの演出になります。

つまり、費用だけでは判断できません。

「そのお金を使うことで、ゲストにとって何が良くなるのか」「自分たちの結婚式で何を大切にしたいのか」まで考えて決めることが重要です。

当社は2007年の開業以来、結婚式の引き出物、名入れギフト、両親贈呈品、記念品などを制作し、300件以上の引き出物案件に対応してきました。

当社へ寄せられるご相談を通じて感じるのは、結婚式の予算で難しいのは「安いものを探すこと」そのものではなく、限られた総予算をどこへ使うのか決めることです。

料理、飲み物、ケーキ、装花、衣装、写真、映像、引き出物など、結婚式にはたくさんの項目があります。

一つひとつを見ていると、「せっかくの結婚式だから」と少しずつランクアップしたくなります。しかし、その数百円・数千円の差にゲスト人数が掛かる項目では、最終的に数万円、十数万円、場合によっては数十万円の差になります。

そこでおすすめしたいのが、料理・飲み物・ケーキを決める前に、二人で「絶対に下げたくないもの」を決めておく方法です。

  • 料理の味と量は大切にする
  • お酒を飲まないゲストにも十分な選択肢を用意する
  • ケーキはシンプルでもよい
  • デザートビュッフェを演出として楽しみたい
  • 写真に残るケーキにはこだわりたい

このように優先順位が決まっていれば、見積もりが上がったときにも残すものと削るものを判断しやすくなります。

そしてもう一つ、実際の準備で忘れないでほしいのが「誰に何人分の料金がかかっているのか」です。

大人、子ども、料理不要の乳幼児を分け、アレルギー対応や妊娠中の方への変更が必要な人数も整理してください。そのうえで、料理、飲み物、ケーキ、デザートビュッフェ、サービス料がそれぞれ何人分で計算されるのかを確認します。

人数がまだ確定していない段階なら、現在の予定人数だけではなく、招待する可能性のある上限人数でも試算しておくと安心です。

さらに、最終人数の締切、料理変更の締切、ケーキ内容の変更期限、キャンセル時の扱いは別々に確認してください。

「人数変更はまだできるけれど、料理内容はもう変更できない」「人数が減っても期限後は料理代が発生する」といった条件が設定されている可能性もあるためです。

会場から受けた重要な回答は、口頭だけで終わらせず、見積書やメールなど後から確認できる形で残しておくと安心です。

結婚式の料理とケーキ選びで目指したいのは、「全国平均ぴったりの結婚式」ではありません。

招待するゲストにきちんとおもてなしが伝わり、そのうえで二人が無理のない予算に収められることです。

まず現在の見積もりを用意して、料理、飲み物、ケーキ、デザートの4項目を書き出してみてください。

そして「1人あたりの金額」「何人分か」「総額」「ランクアップした場合の差額」「変更期限」の5つを確認します。

そのうえで、ゲストに喜んでもらうために残したいものと、自分たちにとって優先順位の低いものを分ければ、料理・飲み物・ウェディングケーキの費用はずっと判断しやすくなります。

結婚式全体の予算も見直したい場合は、結婚式場の相場と費用目安も合わせて確認してみてください。

結婚式のフルコース料理を丁寧に盛り付ける日本人シェフの調理風景

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