「結婚式には結局いくら必要?」「30人・60人・80人なら、自己負担はいくらになる?」と、費用の全体像が見えず不安になっていませんか。
最新の「結婚マーケット調査2025」では、国内で挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに実施した人の費用総額は平均298.6万円、招待客数は平均57.2人です。
ただし、この298.6万円をそのまま二人の予算にするのはおすすめできません。結婚式の総額は、招待人数、地域、会場、料理、衣装、写真、演出などで大きく変わります。さらに、新郎新婦様が実際に用意する「自己負担額」は、ご祝儀や親・親族からの援助によっても変わるからです。
この記事では、最新の公式調査と人数別データを分けて示しながら、結婚式の平均費用、自己負担、親族のみの結婚式、費用の内訳、見積もりの確認方法まで順番に解説します。
当社からのワンポイントアドバイス
当社は2007年の開業以来、300件以上の結婚式引き出物案件で、招待人数、予算、持込料、数量変更、納期などの相談に対応してきました。現場経験からの結論は、平均298.6万円を予算の目標額にしないことです。まず「結婚式後の生活を圧迫しない自己資金の上限」「招待候補人数」「絶対に残したい内容」「式場の支払期限」の順で確認してください。平均額だけで会場を選ぶと、料理・衣装・写真を希望水準へ上げた再見積もりで予算超過しやすくなります。契約前に希望を入れた見積もりを取り、初回見積もりとの差額と、申込金・中間金・最終金の支払時期まで確認することが失敗を避ける要点です。
結婚式費用だけでなく、準備・式場選び・前撮り・ゲスト・演出・引き出物など、結婚式全体を最初に整理したい方は、結婚式完全ガイド|準備から当日までの全体像から確認してください。
結婚式の平均費用は最新調査で298.6万円
2026年1月22日に公表されたリクルートブライダル総研の「結婚マーケット調査2025」では、国内で挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに実施した人の平均値が次のように示されています。
| 確認項目 | 平均値 | 対象・注意点 |
|---|---|---|
| 費用総額 | 298.6万円 | 挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに実施した人 |
| 招待客数 | 57.2人 | 同じ実施条件の平均 |
| 招待客1人当たりの費用 | 7.3万円 | 挙式・披露宴を各1回実施し、総額と人数の両方を回答した人 |
| ご祝儀総額 | 187.1万円 | 挙式・披露宴を各1回実施したご祝儀制の回答者 |
| 自己負担額 | 158.9万円 | 総額とご祝儀または会費総額の回答者 |
ここで注意したいのは、表の数値はすべて同じ回答者から算出されたものではないことです。そのため、「298.6万円-187.1万円=最新調査の自己負担額」と単純に計算してはいけません。自己負担額158.9万円は、調査票で総額とご祝儀または会費総額の両方に回答した人を対象に算出された別の平均値です。
同様に、1人当たり7.3万円は各回答者の「総額÷招待客数」から算出した平均なので、7.3万円へ平均招待客数57.2人を掛けても298.6万円にはなりません。また、調査上の自己負担額158.9万円は総額からご祝儀または会費総額を差し引いて算出されており、親・親族からの援助をさらに差し引いた「二人の貯蓄から出す最終額」とは区別して読む必要があります。
343.9万円と298.6万円のどちらが正しい?
結婚式費用を調べると、平均343.9万円という数字も見つかります。これは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」の全国推計値で、間違った数字ではありません。
ただし、2025年度から調査の設計が大きく変わりました。2024年までは主にゼクシィ読者・ネット会員が対象でしたが、2025年は結婚マーケット全体を捉えるため、全国20~49歳の男女へ対象を拡大しています。結婚を機とした食事会など、多様なスタイルも調査対象に含まれました。
| 調査 | 平均総額 | 平均招待客数 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 結婚マーケット調査2025 | 298.6万円 | 57.2人 | 結婚市場全体へ対象を拡大した最新調査 |
| ゼクシィ結婚トレンド調査2024 | 343.9万円 | 52.0人 | 2024年までの調査方法による全国推計値 |
調査対象が異なるため、「結婚式が1年で45.3万円安くなった」とは判断できません。最新の市場全体を知るときは2025年調査、人数帯別や項目別の詳細を確認するときは調査条件を明示したうえで2024年データも参考にする、という使い分けが適切です。
平均費用は予算の正解ではない
平均費用は「一般的な結婚式と比べて自分たちはどの程度か」を知る参考にはなりますが、二人の予算の正解ではありません。同じ60人でも、地域、会場、料理、衣装の着数、写真・映像、装花、演出、日程によって数百万円の差が出ることがあります。
地域による違いを具体的に確認したい方のうち、秋田県で結婚式を検討している場合は、秋田の結婚式費用・相場と見積もりの考え方で、地域データ、送迎・宿泊、冬婚、秋田8会場の料金実例への導線まで詳しく解説しています。
平均額を目標にするのではなく、まずは二人が結婚式後の生活に影響なく出せる自己資金の上限を決め、その範囲で人数と内容を組み立ててください。
結婚式費用の主な内訳

結婚式費用は、人数に応じて増減する「変動費」、人数が変わっても大きくは変わらない「固定費に近い費用」、選択によって追加される「オプション費」に分けると理解しやすくなります。
| 分類 | 主な項目 | 確認単位 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 人数連動費 | 料理、飲み物、ケーキ、席札、プチギフト | 1人当たり | 小さな単価差でも人数を掛けると大きくなる |
| 世帯・関係性連動費 | 引き出物、招待状 | 1世帯・贈り分け区分 | 出席人数と必要数が一致しない場合がある |
| 卓数連動費 | ゲスト卓装花、テーブル装飾 | 1卓当たり | 人数だけでなく配席と卓数で変わる |
| 固定費に近い費用 | 挙式料、衣装、美容、司会、写真・映像 | 1式・1着・1商品 | 人数を減らしても同じ割合では下がらない |
| 追加費用 | 演出、持込料、送料、延長料、宿泊・交通費 | 契約・商品ごと | 初回見積もりに含まれないことがある |
料理・飲み物は人数の影響が大きい
ゼクシィが紹介する「結婚マーケット調査2025」の数値では、料理は1人当たり平均16,000円、飲み物は平均4,700円です。合計すると1人当たり20,700円になり、60人では料理・飲み物だけで1,242,000円になります。
例えば料理を1人当たり3,000円上げると、30人で9万円、60人で18万円、80人で24万円増えます。「1人3,000円」だけを見るのではなく、必ず人数を掛けた総額で判断してください。
料理・飲み物・ケーキの詳細は、結婚式の料理相場・飲み物・ケーキの費用と人数別総額で、人数別の計算例も含めて解説しています。
衣装や写真は人数を減らしても残りやすい
衣装、美容、挙式料、写真、映像などは、ゲストを10人減らしたからといって10人分安くなるものではありません。少人数婚でも固定費に近い項目は残るため、「人数を半分にすれば総額も半分になる」とは限らないのです。
少人数婚で費用を調整する場合は、人数だけでなく、お色直しの回数、写真と映像の残し方、会場規模、演出数なども一緒に見直す必要があります。
平均額を足しても総額と一致しない理由
項目別の平均額は、その項目に費用が発生し、金額を回答した人を基準にしていることがあります。そのため、料理、衣装、写真、装花などの平均をすべて足しても、結婚式総額の平均とは一致しない場合があります。
平均値は料金表ではありません。自分たちの予算を作るときは、実際の会場見積もりへ希望内容を入れて計算してください。
人数別の結婚式費用|20人・30人・50人・60人・80人
人数別相場を確認するときは、「30人なら必ず○万円」という一点の数字ではなく、近い人数帯の平均と分布を見る方が現実的です。
| 検討する規模 | 参考になる人数帯 | 費用データ | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 20人前後 | 20~30人未満 | 平均244.4万円 | 家族・親族中心でも衣装や写真などの固定費が残る |
| 30人前後 | 30~40人未満 | 300万円台35.9%、200万円台34.7% | 200万~300万円台に分布が集中 |
| 50人前後 | 50~60人未満 | 平均378.3万円 | 料理・飲み物・ギフトの影響が大きくなる |
| 60人前後 | 60~70人未満 | 平均403.7万円 | 希望内容と地域による差も大きい |
| 80人前後 | 70~80人未満 | 平均435.0万円 | 1人単価の変更が総額へ大きく影響する |
出典:30人前後の費用相場、親族のみ・少人数婚の人数別費用、80人規模の費用相場
この表の人数別データは2024年調査に基づきます。最新の2025年調査とは対象が異なるため、最新平均298.6万円との大小を直接比べるのではなく、人数が変わると総額がどの程度動くかを見る参考値として使ってください。
親族のみ・20人の結婚式
親族のみの20人前後は、料理やギフトなどの人数連動費を抑えやすい一方、挙式料、衣装、美容、写真などは残ります。挙式+会食の専用プランを使うのか、一般的な披露宴会場を使うのかでも総額は変わります。
また、親族中心では1人当たりのご祝儀が高くなる場合がありますが、援助やご祝儀を受け取れる額は家庭ごとに違います。費用を決める前に、両家の親へ招待範囲、援助の有無、地域慣習を確認しましょう。
30人の結婚式
30人前後は、家族・親族に親しい友人を加えやすい規模です。20~30人未満の平均244.4万円は一つの参考になりますが、ちょうど30人なら30~40人未満の区分も確認してください。この区分では200万円台と300万円台がほぼ同程度を占めています。
「30人なら100万円台で十分」と決めつけず、挙式、会食、衣装、写真、装花、司会の有無を具体化して見積もることが大切です。
50人・60人の結婚式
50~60人規模では、料理、飲み物、ケーキ、席札、プチギフトなどの人数連動費が総額へ大きく影響します。50~60人未満の平均は378.3万円、60~70人未満は403.7万円ですが、地域や会場によって幅があります。
60人なら料理を1人2,000円上げるだけで12万円増えます。見積もりを確認するときは、「料理一式」ではなく1人単価×予定人数まで分解してください。
70人・80人の結婚式
70~80人未満の平均は435.0万円です。ゲストが多いほど総額は上がりやすい一方、ご祝儀総額も増えるため、人数が増えた分だけ自己負担が同じ割合で増えるとは限りません。
ただし、ご祝儀を過大に見込むと資金不足につながります。料理・飲み物・ギフトの増額と、ご祝儀の保守的な見込みを別々に計算してください。
費用を抑える具体策は、結婚式を安くする方法と費用の考え方でも詳しく紹介しています。
結婚式の自己負担はいくら?
結婚式費用の総額と、新郎新婦様が実際に負担する金額は同じではありません。基本的には次の式で考えます。
自己負担額の目安=結婚式費用の総額-ご祝儀・会費-親や親族からの援助
最新の結婚マーケット調査2025では、挙式・披露宴を各1回実施し、必要な金額項目へ回答した人について、総額からご祝儀または会費総額を差し引いた自己負担額は平均158.9万円でした。実際に二人の貯蓄から出す金額を考える場合は、ここから確定している親・親族の援助も差し引きます。
ご祝儀は全員3万円で計算しない
友人のご祝儀は3万円が一般的な目安として知られています。しかし、親族、上司、夫婦、家族、子ども連れでは考え方が異なり、全員から一律3万円を受け取るわけではありません。
安全に予算を組むなら、ゲストを親族、上司・主賓、友人・同僚、夫婦・家族などに分け、想定額を保守的に設定します。例えば10人分のご祝儀が想定より1万円ずつ少なければ、合計では10万円の差です。ご祝儀を上限まで見込んだ資金計画は避けてください。
関係性別の相場を確認したい方は、結婚式のご祝儀相場とマナーも参考にしてください。
親からの援助は話し合ってから予算へ入れる
親からの援助は家庭ごとに金額も考え方も違います。平均援助額を見て「これくらい出してもらえるだろう」と予算へ入れず、両家で話し合い、確認できた金額だけを反映しましょう。
援助の割合が新郎側と新婦側で異なる場合は、誰が何を負担するのかも決めておくと安心です。総額を折半する方法だけでなく、衣装は各自、料理は人数比、両親贈呈品は二人など、項目別に分ける方法もあります。
ご祝儀でまかなえるかは支払時期も確認する
最終的な自己負担額が少なくても、式場への支払いが結婚式前なら、ご祝儀を受け取る前にまとまった現金が必要です。契約前に、申込金、中間金、最終支払日、支払方法、クレジットカード利用の可否を確認してください。
資金が不足するときも、すぐにローンを選ぶのではなく、日程変更、内容調整、支払方法、家族からの一時立替などを含めて比較します。ローンを検討する場合は、結婚式のローン払いで後悔しない考え方で、金利と返済総額の確認方法を先に確認してください。
200万円・300万円・400万円の結婚式は何が違う?
結婚式費用が200万円、300万円、400万円のどれに当てはまるかは、単純な豪華さだけで決まりません。招待人数と含まれている内容をセットで確認する必要があります。
| 総額 | 考えられるケース | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 200万円前後 | 少人数婚、挙式+会食、演出を絞った披露宴など | 固定費の比率、含まれない項目 |
| 300万円前後 | 最新調査の平均に近い価格帯、一般的な挙式+披露宴など | 料理・衣装・写真のランク |
| 400万円前後 | 50~80人規模、都市部、料理や衣装にこだわるケースなど | 人数単価、追加項目、自己負担 |
| 500万円以上 | 大人数婚、複数衣装、映像・装花・演出を充実させるケースなど | 優先順位と支払能力 |
30人で400万円と100人で400万円では、同じ金額でも意味がまったく違います。「平均より高いか」ではなく、1人当たり・1卓当たり・1着当たりに分解し、希望内容に対して妥当かで判断してください。
初回見積もりから費用が上がる主な原因
初回見積もりは会場同士を比較しやすくするため、料理や衣装などが最低限の内容で作られている場合があります。打ち合わせ後に希望内容へ変更すると、数十万円から100万円以上上がることもあります。
- 料理・飲み物のランクアップ
- 衣装の差額、追加衣装、小物、美容
- 写真データ、アルバム、記録映像、エンドロール
- メイン装花、卓上装花、ブーケ、会場装飾
- 司会、音響、照明、各種演出
- 引き出物、引き菓子、縁起物、紙袋
- 持込料、サービス料、送料、宿泊費、お車代
- 招待人数や卓数の増加
契約前に現実的な内容で再見積もりを取る
契約前に、実際に選びそうな料理コース、衣装差額、お色直し、写真データ、映像、装花、ギフトまで入れた見積もりを依頼してください。最低ランクだけの見積もりと、希望内容を入れた見積もりの2種類があると、上がり幅を把握できます。
A会場300万円、B会場330万円でも、B会場には必要項目が含まれ、A会場には追加が多ければ、最終的にA会場の方が高くなる可能性があります。見積もり比較では、総額より同じ条件が入っているかを優先してください。
見積書は4つの単位へ分解する
私は見積金額を、1人当たり・1卓当たり・1着当たり・1世帯当たりへ分解して見ることをおすすめしています。
- 1人当たり:料理、飲み物、ケーキ、席札、プチギフト
- 1卓当たり:卓上装花、テーブル装飾
- 1着当たり:衣装本体、小物、美容、着付け
- 1世帯当たり:招待状、引き出物、引き菓子、紙袋
「追加30万円」だけでは判断しにくくても、「1人5,000円×60人」と分かれば、その変更に30万円をかける価値があるか考えやすくなります。
結婚式費用を抑えるなら削る順番を決める
費用を抑えるときに、すべてを少しずつ安くする必要はありません。まず二人が残したいものを決め、満足度への影響が小さい項目から調整してください。
| 見直す順番 | 具体例 | 判断ポイント |
|---|---|---|
| 1. 日程・会場条件 | 平日、オフシーズン、時間帯、会場規模 | 内容を大きく削らず調整できることがある |
| 2. 優先度の低い演出 | 映像本数、余興、追加演出 | 当日の満足度への影響を確認 |
| 3. 装花・装飾 | 卓数、花材、持ち帰り装花 | 写真に残る場所は慎重に |
| 4. 外部手配・DIY | ペーパー類、ムービー、ギフト | 持込料、送料、作業時間を含めて比較 |
| 慎重に決める | 料理、飲み物、ゲストの移動・快適性 | ゲスト満足へ直接影響しやすい |
「安くすること」が目的になると、二人が残したかったものまで失うことがあります。料理、衣装、写真、家族との時間など、二人が大切にしたい項目を先に守り、その後で優先度の低い部分を調整してください。
費用が理由で披露宴を迷っている場合も、大きな結婚式か何もしないかの二択ではありません。家族婚、挙式+会食、1.5次会、フォトウエディングなどの選択肢は、結婚式を挙げるか迷ったときの判断方法で比較しています。
引き出物費用は招待人数ではなく必要数で考える
結婚式の予算表では、引き出物を「人数×単価」で計算しがちです。しかし、引き出物は必ずしも出席者1人に1セットではありません。夫婦や家族で出席するゲストには世帯単位で用意する場合があり、反対に上司・主賓・親族へ贈り分ける場合もあります。
当社からのワンポイントアドバイス
当社では、名入れ引き出物の数量を決める際、出席人数と同数では発注しません。仮名簿に「出席人数」「着席数」「世帯数」「引き出物必要数」を別々に設け、世帯数による仮数量→贈り分け別数量→正式名簿の3段階で確定しています。60人出席でも、料理60名分・席札60枚・引き出物60セット・招待状60通とは限らないためです。失敗を防ぐ判断基準は、商品単価ではなく、包装・のし・紙袋・送料・持込料まで含む総額と変更期限です。式場の人数確定日、制作業者の名簿締切日、納品日を1枚の工程表に並べ、名入れ品は旧字体・異体字・ローマ字表記を発注前に照合してください。
引き出物の相場・品数・世帯数・贈り分け・持込料などを整理したい方は、まず結婚式の引き出物相場と選び方をご覧ください。引き出物だけでなく、プチギフトや両親贈呈品など結婚式で用意するギフト全体を比較したい方は、結婚式のプレゼント・ギフト完全ガイドで整理できます。そのうえで名入れの引き出物を検討している方は、九炉磨蔵の結婚式引き出物も参考にしてください。
結婚式費用で失敗しない確認手順

平均費用を何度も調べるより、自分たちの条件を次の順番で決める方が、必要額は明確になります。
- 結婚式後の生活に影響しない自己資金の上限を決める
- 親・親族からの援助の有無と確定額を確認する
- 招待候補を親族・友人・職場・夫婦・家族に分ける
- 出席人数、世帯数、必要数量を別々に数える
- 複数会場から同じ条件で見積もりを取る
- 料理・衣装・写真などを希望ランクへ変更して再見積もりする
- 見積もりに含まれない費用を洗い出す
- 人数変更時の増減額と最終変更期限を確認する
- 持込料、配送、保管、設置、回収条件を確認する
- 申込金、中間金、最終支払日と支払方法を確認する
準備全体の時期と締切は、結婚式は何カ月前から準備するかと一緒に確認すると、費用決定と発注のタイミングを合わせやすくなります。
結婚式の平均費用に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 結婚式の平均費用はいくらですか?
最新の結婚マーケット調査2025では、国内で挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに実施した人の平均総額は298.6万円です。平均招待客数は57.2人ですが、地域、人数、会場、内容で大きく変わります。
Q2. 平均343.9万円という情報と何が違いますか?
343.9万円はゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値です。2025年度から対象をゼクシィ読者中心から結婚マーケット全体へ拡大したため、298.6万円と単純比較はできません。調査年と対象を確認して使い分けてください。
Q3. 30人の結婚式費用はいくらですか?
2024年調査を基にしたゼクシィ公開情報では、20~30人未満の平均は244.4万円です。30~40人未満では200万円台と300万円台が多く、会場や衣装、写真、演出によって幅があります。
Q4. 60人の結婚式費用はいくらですか?
2024年調査による参考値では、50~60人未満は平均378.3万円、60~70人未満は平均403.7万円です。60人ちょうどなら両方を目安にし、実際の会場見積もりで確認してください。
Q5. 80人の結婚式費用はいくらですか?
2024年調査を基にしたゼクシィ公開情報では、70~80人未満の平均は435.0万円です。80人規模では料理や飲み物を1人当たり数千円変更するだけでも、総額が数十万円変わります。
Q6. 結婚式の自己負担額はいくらですか?
結婚マーケット調査2025では、総額からご祝儀または会費を差し引いた自己負担額は平均158.9万円です。実際に二人の貯蓄から出す金額は、さらに確定している親・親族の援助を差し引き、自分たちの条件で計算してください。
Q7. 結婚式費用はご祝儀だけでまかなえますか?
ご祝儀だけでまかなえるケースもありますが、必ずではありません。ゲストとの関係によって金額が異なり、支払いが結婚式前ならご祝儀を受け取る前に現金が必要です。保守的な見込みで資金計画を作りましょう。
Q8. 結婚式費用は誰が出しますか?
全国共通の決まりはありません。二人で折半する、収入比で分ける、招待人数比で分ける、両家の援助を含めて調整する、衣装などを各自で負担する方法があります。契約前に両家で話し合ってください。
Q9. 親族のみの結婚式なら費用は安くなりますか?
料理やギフトなどの人数連動費は抑えやすくなりますが、挙式料、衣装、美容、写真などの固定費は残ります。少人数向けプランの有無と、プランに含まれる内容を確認してください。
記事まとめ
結婚式の平均費用を調べる目的は、平均と同じ金額を使うことではありません。自分たちの希望に対して、どのくらいの予算が必要かを考え始めるためです。
最新の結婚マーケット調査2025では、国内で挙式と披露宴・ウエディングパーティーをともに実施した人の費用総額は平均298.6万円、招待客数は平均57.2人でした。挙式・披露宴を各1回実施し、必要な金額項目へ回答した人のご祝儀総額は平均187.1万円、総額からご祝儀または会費を差し引いた自己負担額は平均158.9万円です。
一方、2024年調査では平均343.9万円、招待客数52.0人という数字が示されています。2025年から調査対象が結婚マーケット全体へ拡大されたため、二つの平均を単純に比べて「相場が下がった」と判断することはできません。平均額を見るときは、金額だけでなく調査年、対象、結婚式の形式まで確認してください。
人数別に見ると、2024年調査を基にした参考値では、20~30人未満が平均244.4万円、50~60人未満が378.3万円、60~70人未満が403.7万円、70~80人未満が435.0万円です。ただし、同じ人数でも地域、会場、料理、衣装、写真、装花、演出で大きく変わります。
ここで大切なのが、結婚式の総額と自己負担額を分けて考えることです。自己負担額は、総額からご祝儀・会費と親・親族からの援助を引いて考えます。ただし、ご祝儀は全員3万円ではなく、援助額も家庭ごとに違います。受け取れる金額を多めに見込まず、保守的な数字で計算してください。
また、最終的な自己負担が少なくても、式場への支払いが結婚式前なら、一時的に大きな現金が必要です。申込金、中間金、最終支払日、クレジットカード利用の可否まで確認して、「最終的にいくら負担するか」と「いつまでにいくら用意するか」を別々に管理しましょう。
見積書は総額だけを見ず、1人当たり、1卓当たり、1着当たり、1世帯当たりへ分解してください。料理の3,000円アップは60人なら18万円です。卓上装花は人数ではなく卓数で変わり、衣装や写真は人数を減らしても同じ割合では下がりません。引き出物や招待状は、出席人数ではなく世帯数で数える場合があります。
私は2007年の開業以来、300件以上の結婚式引き出物に対応してきました。その中で実感しているのは、結婚式準備を大変にするのは、大きな判断よりも小さな確認を後回しにすることだという点です。
「人数が確定してから考えよう」と保留している間に、席次表、名簿、引き出物、印刷物の締切が重なることがあります。特に名入れ品は、式場の最終人数確定日と制作業者の名簿締切日が同じとは限りません。式場には数量変更期限、制作業者には制作開始日と納品日を確認し、二つの日程を並べて管理してください。
当社からの総括アドバイスとして、次に行うべきことを順番に整理します。会場探しの前でも契約後でも、同じ順序で確認すれば「結局いくら必要か」を自分たちの条件で判断できます。
- 結婚式後の生活費と予備費を残し、二人の貯蓄から出せる上限を決める
- 招待候補を親族・友人・職場・夫婦・家族に分け、人数と世帯数を数える
- 料理・衣装・写真・家族との時間など、絶対に残したい内容を二人で3つまで決める
- 複数会場へ同じ条件を伝え、希望水準を入れた見積もりを比較する
- 見積もりを「人数連動費」「世帯・卓数連動費」「固定費」「未計上費用」に分ける
- ご祝儀と援助は確定額・保守的な見込額で計算し、自己負担額を出す
- 支払期限、持込条件、数量変更期限、制作物の締切を一つの予定表へまとめる
結婚式費用で本当に見るべきなのは、平均より高いか安いかではなく、自分たちの希望に合っているか、無理なく支払えるか、結婚式後の生活を圧迫しないかです。
平均相場を知ったら、次は二人の人数、希望、自己資金、支払時期へ置き換えてください。必要なものにはきちんと予算を使い、優先度の低いものを調整することが、後悔の少ない結婚式につながると私は思います。
費用について整理できたら、結婚式完全ガイドへ戻り、式場選び・準備・前撮り・ゲスト・演出・ギフトなど、次に確認するテーマを整理してください。





