結婚式の両親への記念品で後悔しない選び方と注意点を解説

結婚披露宴で、新郎新婦がご両親へ花束と記念品を手渡している様子です。お母様は感動して涙を拭い、お父様は笑顔で見守っています。家族への感謝が伝わる、両親贈呈の場面
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こんにちは。硝子彫刻工房九炉磨蔵の門間です。

私は2007年の開業以来、結婚式の引き出物や両親贈呈品をはじめ、人生の節目に贈る硝子彫刻品を数多く制作してきました。

結婚式で両親へ渡す記念品を探していると、体重米、子育て感謝状、時計、フォトフレーム、旅行券、食器、名入れグラスなど、たくさんの候補が出てきますよね。

選択肢が多いからこそ、「どれなら本当に喜んでもらえるのか」「使わずにしまわれないか」「両家で同じ品にするべきか」「式場で用意するべきか、外部のお店で注文しても大丈夫なのか」と迷う新郎新婦様も少なくありません。

披露宴会場のカタログを見ると、華やかな写真と一緒に多くの商品が紹介されています。しかし、結婚式の両親記念品は、見た目の印象や人気順位だけで選ぶと、受け取った後の生活に合わないことがあります。

例えば、大きな時計や額入りの感謝状は、披露宴会場では立派に見えます。しかし、ご両親の自宅に飾る場所がなければ、結婚式後は箱に入れたまま保管されるかもしれません。

反対に、会場では小さく見えるグラスや食器でも、普段の食事や晩酌で使ってもらえれば、結婚式の日を何度も思い出してもらえます。

結婚式の両親記念品で大切なのは、披露宴で見栄えがすることだけではなく、受け取った後にも感謝が伝わり続けることです。

さらに、ブライダルの現場では、品物そのものだけでなく、持込料、搬入日、司会者による紹介、贈呈時の持ち方、ご両親の帰宅方法まで考える必要があります。

良い記念品を選んでも、重すぎて持ち帰れない、会場に持ち込めない、注文が間に合わないといった問題が起これば、結婚式直前に慌てることになってしまいます。

この記事では、結婚式の両親記念品を選ぶ基準や人気商品の違い、費用の考え方、注文時の注意点、贈呈を感動的に見せる方法まで、硝子彫刻職人としての経験と、結婚式の贈り物を数多く見てきた立場から詳しくお伝えします。

  • 結婚式で両親へ記念品を贈る意味
  • 人気の両親記念品と向いている家庭
  • 実用性と感動を両立する選び方
  • 注文前に確認したい納期や注意点

両親記念品には、すべてのご家庭に共通する正解はありません。
披露宴当日の感動、受け取った後の使いやすさ、ご両親の好み、持ち帰りやすさの四つを考えると、後悔しにくい品を選びやすくなります。

目 次

両親記念品を贈る意味

結婚式で両親へ記念品を贈る時間には、単にプレゼントを渡す以上の意味があります。

両親記念品は、引き出物や内祝いとは目的が異なり、これまで育ててくれたことへの感謝や、家族として過ごしてきた時間を形にする贈り物です。

また、披露宴の進行においては、楽しい祝宴から家族への感謝を伝える時間へ切り替える、大切な役割も担っています。

感謝を目に見える形にする

結婚式の両親記念品を自宅で開封し感動する夫婦

両親記念品は、これまで育ててくれたことへの感謝を、目に見える形で伝える贈り物です。
普段は照れくさくて、「今までありがとう」「ここまで育ててくれてありがとう」と面と向かって言えない方も多いですよね。

結婚式は、自分たちの新しい生活が始まる日であると同時に、これまで家族として過ごしてきた時間を振り返る日でもあります。

そのため、結婚式の終盤にご両親へ贈り物を渡すことには、「今日まで支えてくれたことへのお礼」と「これからも家族としてよろしくお願いします」という二つの意味を込められます。

もちろん、言葉だけでも感謝は伝わります。
しかし、言葉に記念品を添えることで、その日の感情や家族の表情を後から思い返しやすくなります。

例えば、ご両親が結婚式後に名入れグラスを使ったとき、彫刻された名前や挙式日が目に入ります。
その瞬間、披露宴で手渡された場面や、新郎新婦様から掛けられた言葉まで思い出すかもしれません。

フォトフレームであれば、写真を見るたびに家族の表情を思い返せます。
時計であれば、日常の中で何度も目に入り、結婚式の日を思い出すきっかけになるでしょう。

このように、両親記念品には、結婚式当日の感動を未来へ運ぶ役割があります。

両親記念品は、物そのものを贈るだけではありません。
これまでの感謝と結婚式当日の思い出を、ご両親のこれからの暮らしへ残すための贈り物です。

披露宴の節目をつくる

結婚披露宴で、新婦様がお母様へ花束を手渡している様子です。お母様は感動しています、お父様は笑顔で見守っています。家族への感謝が伝わる、両親贈呈の場面
結婚披露宴で新郎新婦がお母さんへ花束を贈る感動的な贈呈シーン

両親への記念品贈呈は、披露宴の終盤に行われることが多い演出です。
一般的には、花嫁の手紙、両親への花束や記念品贈呈、両家代表謝辞、新郎謝辞という流れで進みます。

それまで歓談や余興を楽しんでいた会場が、家族への感謝を伝える空気へ切り替わる場面です。
そのため、記念品は家庭内で使用する品であると同時に、披露宴の進行を支える演出道具でもあります。

司会者から「新郎新婦のお二人から、ご両親へ感謝の記念品が贈られます」と紹介され、新郎新婦様がご両親の前へ歩いていく場面は、多くのゲストが注目します。

そのとき、体重米や花束のように見た目の意味が伝わりやすい品は、会場全体で感動を共有しやすいでしょう。

一方、グラスや小さなフォトフレームなどは、遠くのゲストから品物の細部が見えにくい場合があります。
その場合は、司会者から「ご両親のお名前と挙式日を刻んだ記念品です」と短く紹介してもらうと、贈り物の意味が会場全体へ伝わります。

ブライダルの現場では、記念品の価値は大きさだけで決まりません。
小さな品でも、選んだ理由や込めた意味が伝われば、十分に感動的な贈呈になります。

ただし、会場で豪華に見えることだけを優先すると、持ち帰った後に置き場所へ困る場合があります。

式当日の見栄えだけでなく、ご両親が自宅へ持ち帰り、その後どこへ置き、どのように使うのかまで考えることが大切です。

当社からのワンポイント
披露宴では、大きな品ほど立派に見えると思われがちです。しかし、本当に大切なのは大きさではありません。司会者の紹介や新郎新婦様のひと言があれば、小さな記念品でも気持ちは十分に伝わりますよ。

引き出物とは役割が違う

両親記念品と引き出物は、どちらも結婚式で渡す贈り物ですが、目的と相手が異なります。

スクロールできます
項 目両親記念品引き出物
主な相手新郎新婦の両親披露宴へ出席したゲスト
主な目的子育てへの感謝を伝える出席やお祝いへのお礼を伝える
渡す場面披露宴終盤の贈呈演出ゲストの席やお見送り時
選び方両親の好みや家族の思い出を重視関係性やご祝儀、地域の慣習を考慮
名入れの内容両親の名前や感謝の言葉ゲストの名前や新郎新婦の名前
露宴での見せ方司会者の紹介とともに手渡すゲスト席へ事前に置く場合が多い

両親は披露宴でゲストを迎える側でもあるため、一般的には両親自身へ引き出物を用意しないケースもあります。

ただし、結婚式費用をご両親が負担している場合や、ご両親を一人のゲストとして扱う家族婚などでは、引き出物を用意する考え方もあります。ここは地域や家庭の考え方、式場の運用によって異なります。

一方、両親記念品は、子どもから親へ渡す感謝の贈り物です。

ご祝儀へのお返しではなく、「今日まで育ててもらったことへの感謝」を伝えるために用意します。
名称は似ていても、引き出物と両親記念品を同じ品として考えるのではなく、それぞれの目的に合わせて選びましょう。

また、ゲストへの引き出物と両親記念品に同じ素材や模様を取り入れると、結婚式全体に統一感を持たせられます。

例えば、ゲストには桐箱入りの名入れペアグラス、ご両親には同じ模様を使った名入れグラスや彫刻ボトルを贈る方法です。
品物は異なっていても、デザインにつながりがあるため、ご家族だけの特別な組み合わせになります。

両親記念品の選び方

両親記念品に、万人共通の正解はありません。

人気商品であっても、ご両親の生活に合わなければ使われない可能性があります。
反対に、一般的には目立たない品でも、ご両親が日常的に使えるものであれば、長く喜んでもらえるでしょう。

価格や見た目だけで決めず、ご両親の好み、生活環境、使う場面、持ち帰り方法まで考えて選ぶことが大切です。

両親の好みから考える

最初に考えたいのは、「自分たちが贈りたい品」ではなく、「両親が受け取りやすい品」です。
結婚式準備を進めていると、会場の雰囲気や新郎新婦様の衣装に合う、おしゃれな記念品へ目が向きやすくなります。

しかし、両親記念品は結婚式後、ご両親の自宅で使われるものです。
新郎新婦様の好みより、ご両親の生活や趣味を優先したほうが、実際に使ってもらいやすくなります。

例えば、お酒を飲まない両親へ高級な酒器を贈っても、使う機会は限られます。
反対に、晩酌を楽しむ両親なら、名前や挙式日を彫刻したグラスは、日常で使いやすい記念品になるでしょう。

写真を飾る習慣がある家庭にはフォトフレーム、旅行が好きな家庭には旅行券、家族で食事を楽しむ家庭には食器など、日頃の生活から候補を考えると選びやすくなります。

庭仕事が好きなご両親、家で映画を見ることが多いご両親、夫婦でお茶を飲む時間を大切にしているご両親など、休日の過ごし方を思い出してみてください。

普段の会話の中で「最近、物を増やしたくない」「写真を飾る場所がない」「旅行へ行きたい」と話していた内容も、記念品を選ぶヒントになります。

直接「何が欲しい?」と聞くとサプライズにならない場合は、兄弟姉妹や親族へ相談する方法もあります。

当社のワンポイントアドバイス

これまで数多くの新郎新婦様のお話を聞いてきた当社の経験からお伝えさせて頂きますと、記念品選びでは「両家で同じ物にしなければならない」と思い込んでいる方が少なくありません。

しかし、最初にそろえるべきなのは品物ではなく、両家へどのような感謝を伝えるかという考え方です。

まず、ご両親が飾る品を好むか、日常で使う品を好むか、物を増やしたくないと考えているかを両家別に確認してください。

記念品選びで迷ったときは、ご両親の家にある物を思い出してみてください。
普段から使っている物、飾っている物、休日に楽しんでいることの中に、喜ばれる贈り物のヒントがありますよ。

そのうえで、品物を変える場合は、予算、包装の大きさ、贈呈時の見え方を近づけます。

この順番で考えると、無理に同じ商品を選ばなくても、それぞれのご両親の暮らしや好みに合った記念品を用意しやすくなります。

両家で品物が違っても、包装やメッセージ、手渡す際の見せ方をそろえることで、感謝の気持ちに差があるようには見えにくくなります。

使う場面を想像する

実用的な記念品を選ぶときは、「実用的と書かれているから」という理由だけで決めないことも大切です。
毎日使える品でも、すでに同じ物をたくさん持っていたり、手入れが難しかったりすれば、使用頻度は下がります。

例えば、大きなマグカップは飲み物をたくさん飲む方には便利ですが、小さな湯飲みを好む方には使いにくいかもしれません。

木製品や革製品は風合いが魅力ですが、お手入れ方法によっては負担に感じる方もいます。
食器洗い乾燥機を使用しているご家庭では、手洗いが必要な品が使われにくくなることもあるでしょう。

購入前に、次のような場面を具体的に想像してみてください。

  • どの部屋で使うのか
  • 誰が使うのか
  • どのくらいの頻度で使えるのか
  • 収納や手入れに困らないか
  • 高齢になっても扱いやすい重さか
  • 夫婦二人で一緒に使えるか

例えばロックグラスは、お酒だけでなく、水、お茶、ジュース、アイスコーヒーなどにも使えます。

飲み物を限定しにくいため、生活へ取り入れやすい点が魅力です。高さが低く安定している形なら、倒れにくく、食器棚にも収めやすいでしょう。

時計を選ぶ場合は、壁掛け式なのか置き時計なのか、電池交換がしやすいか、文字盤が見やすいかを確認します。

フォトフレームなら、写真を交換できるか、縦向きと横向きのどちらに対応しているかも大切です。
「贈った直後」だけでなく、「一年後も使っている姿」を想像すると、ご両親に合う記念品が見つかりやすくなります。

思い出が残る要素を加える

市販品へ少し特別な意味を加えたい場合は、名前、挙式日、感謝の言葉、家族に関係する模様などを入れる方法があります。

同じ形のグラスやフォトフレームでも、家族だけに分かる言葉が刻まれていれば、世界にひとつの記念品になります。

名入れでは、ご両親の名前を入れる方法、新郎新婦様の名前を入れる方法、両方を入れる方法があります。
ご両親に日常で使ってもらう品なら、ご両親のお名前を入れると自分たちのために作られた品だと感じてもらいやすいでしょう。

一方、結婚式の記念として残すことを重視する場合は、新郎新婦様の名前と挙式日を入れる方法があります。

「今までありがとう」「これからも元気でいてね」「感謝を込めて」など、短いメッセージを加えるのも素敵です。

ただし、文章を詰め込みすぎると、文字が小さくなって見えにくい場合があります。
長い文章は、品物のデザインを窮屈に見せる原因にもなります。

伝えたい内容が多いときは、記念品には短い言葉を入れ、詳しい気持ちは手紙やメッセージカードで伝えるとまとまりやすいです。

また、家族に関係する花、地元の風景、家紋、趣味に関係する模様などを取り入れれば、名前だけでは表現できないご家族らしさを加えられます。

ハート模様と名入れ彫刻を施した結婚式の両親記念品向けペアロックグラス
名前や記念日を彫刻すると、家族の思い出が残る特別なグラスになります

置き場所と大きさを確認する

時計や額入りの感謝状、ウェイトドールなどは披露宴で存在感があり、贈呈シーンの写真にも映えます。
大きな花束や記念品を抱えたご両親の姿は、遠くのゲストからも分かりやすく、結婚式らしい華やかな写真を残せるでしょう。

一方で、大きな記念品は、ご両親の家に飾る場所があるか確認しておきたいところです。
趣味に合わない大きな品を贈ると、うれしい気持ちはあっても、置き場所に困らせてしまうかもしれません。

特に、マンション住まい、物を増やしたくない家庭、近い将来に引っ越しを予定している家庭には、大きな額や時計が負担になる場合があります。

また、和室中心の家に洋風の大きな記念品を贈ったり、落ち着いた家具で統一された部屋に華やかな装飾品を贈ったりすると、飾る場所が限られることもあるでしょう。

収納しやすさを重視するなら、食器、小さなフォトフレーム、グラス、コンパクトな置き時計などが候補になります。
披露宴会場では大きく見えることより、結婚式後に無理なく生活へ取り入れてもらえることを優先してみてください。

両家で相談して決める

両親記念品は、必ずしも両家へ同じ品を贈る必要はありません。

新郎側にはお酒、新婦側にはフォトフレームというように、それぞれのご両親の好みに合わせて変えても問題ありません。

むしろ、両家の生活や趣味が異なる場合は、無理に同じ物を贈るより、それぞれに合う品を選ぶほうが喜ばれるでしょう。

ただし、披露宴では両家のご両親が横に並び、同じタイミングで記念品を受け取ります。
そのため、金額や見た目に大きな差があると、ゲストから見ても違いが目立つ場合があります。

例えば、片方には大きな木製時計、もう片方には小さな封筒だけを渡すと、込めた気持ちは同じでも、会場では差があるように見えるかもしれません。

品物を変える場合は、包装の大きさを近づける、同じ色のリボンを掛ける、共通のメッセージカードを添えるなど、贈呈時の見え方を合わせると自然です。

また、両家で価格に差がある場合も、新郎新婦様お二人が納得したうえで決めていれば問題ありません。
大切なのは、価格を完全に同額へそろえることより、両家への感謝が同じように伝わることです。

記念品を決める前に、新郎新婦様お二人で次の内容を確認しておくと、意見の食い違いを防げます。

  • 両家へ同じ品を贈るか
  • それぞれの親に合わせて変えるか
  • 予算をどの程度そろえるか
  • 父親と母親のどちらに何を渡すか
  • 包装やメッセージを統一するか

人気記念品を比較する

ここからは、結婚式の両親記念品として選ばれやすい品を比較します。

どの品にも魅力がありますが、「人気があるから」という理由だけで決めるのではなく、ご両親の性格、生活、結婚式後の使い方まで考えて選びましょう。

体重米

体重米は、新郎新婦様が生まれたときの体重と同じ重さのお米を包んだ記念品です。

出生体重米やウェイト米と呼ばれることもあり、赤ちゃんの頃の写真、名前、生年月日、出生時刻などを包装へ入れられる商品もあります。

ご両親が抱えたときに、赤ちゃんだった頃の重さを思い出せるため、贈呈の瞬間に感情が伝わりやすいという魅力があります。

花嫁の手紙を読んだ後に体重米を渡すと、ご両親が子育てを始めた頃の記憶と、成長した新郎新婦様の姿が重なります。

そのため、披露宴の演出としては非常に意味が分かりやすく、ゲストにも感動が伝わりやすい記念品です。

お米なので、贈った後に食べてもらえる点も実用的でしょう。
物を増やしたくないご両親にも選びやすい品です。

一方で、食べ終わった後に記念品そのものは残りにくくなります。

写真入りの袋や風呂敷だけを保管できる仕様か、包装を開けても思い出の部分を残せるか確認しておくと安心です。
また、出生体重によっては一つ三キログラムを超えるため、持ち帰り方法にも配慮が必要です。

遠方から参列するご両親、電車で帰宅するご両親、ご高齢のご両親へ贈る場合は、式場から自宅へ配送できるか確認しておきましょう。

子育て感謝状

子育て感謝状は、生まれてから結婚式までの日数や感謝の文章を、額やボードへまとめた記念品です。
「生まれてから今日まで〇〇日」と日数を入れることで、子育てをしてきた長い年月を数字で表せます。

新郎新婦様の幼い頃の写真、現在の写真、感謝の言葉などを一緒に入れられる商品もあり、家族の歩みを一枚にまとめられることが魅力です。

花嫁の手紙では伝えきれなかった気持ちを文章として残せるため、感謝をしっかり言葉にしたい方に向いています。
披露宴では額を立てて見せられるため、写真にも残しやすく、華やかな印象になります。

ただし、ご両親が写真や額を飾らない家庭では、結婚式後に箱へ入れたまま保管される可能性があります。

額の大きさ、縦向きか横向きか、壁掛けと卓上のどちらに対応しているかを確認しましょう。
ご両親の家に飾れる場所があるか、部屋の雰囲気に合うデザインかまで考えて選ぶことが大切です。

時 計

時計は、「これからも家族で同じ時を刻む」という意味を込めやすい両親記念品です。
一枚の木材から三つの時計を作り、新郎新婦様と両家で持つ三連時計も知られています。

三つの時計を並べると木目がつながるため、別々の家庭になっても家族のつながりは続いていく、という思いを表せます。

時計は毎日目にする物なので、長く飾ってもらえれば、結婚式の日を何度も思い出してもらえるでしょう。

名前、挙式日、感謝の言葉などを入れられる商品も多く、記念性を持たせやすい品です。

その反面、壁掛け時計は設置場所が必要です。壁へ穴を開けられない住宅や、すでに時計がある部屋では、飾りにくい場合があります。

置き時計も家具や部屋の雰囲気に影響するため、ご両親の家に合う色、素材、大きさを選んでください。
文字盤が小さすぎないか、時間が見やすいか、電池交換が簡単かといった実用面も確認しましょう。

フォトフレーム

フォトフレームは、前撮り写真、家族写真、幼い頃の写真などを添えて贈れる記念品です。
写真は、そのときの表情だけでなく、撮影した日の会話や出来事まで思い出させてくれます。

そのため、普段から家族写真を飾っているご両親には、特に喜ばれやすいでしょう。
名前、挙式日、感謝の言葉を硝子へ彫刻すれば、写真とメッセージを一緒に残せます。

前撮り写真を入れて贈る方法のほか、幼い頃にご両親と撮影した写真と、現在の新郎新婦様の写真を並べる方法もあります。

子どもの頃から結婚式までの成長が一目で分かるため、ご両親にとって思い出深い贈り物になるでしょう。
写真を交換できる形なら、結婚式後に届いた家族写真へ入れ替えたり、お孫さんの写真を飾ったりして長く楽しめます。

ただし、写真を飾る習慣がないご家庭には向かない場合があります。
両面タイプ、複数枚を入れられるタイプ、時計付きなど、商品の大きさもさまざまです。飾る場所を考えながら選びましょう。

九炉磨蔵でも、両親贈呈品や結婚祝いとして硝子彫刻のフォトフレームを制作しています。

九炉磨蔵のフォトフレーム彫刻について詳しく見る

旅行券や食事券

物を増やしたくないご両親には、旅行券や食事券などの体験を贈る方法もあります。
夫婦で過ごす時間を贈れるため、旅行や外食が好きなご両親には喜ばれやすいでしょう。
「今まで忙しくて二人で旅行する機会が少なかったから、これからゆっくり楽しんでね」という気持ちも込められます。

新郎新婦様と一緒に出かける食事会や家族旅行を計画し、その費用を負担する方法も素敵です。

品物として残らなくても、家族で過ごした時間や写真が思い出として残ります。

ただし、旅行券や食事券には、利用期限、利用可能な地域、予約条件が定められている場合があります。
仕事、介護、体調、ペットの世話などの事情で出かけにくいご両親には、使い切れない可能性もあるでしょう。

全国で使える券なのか、特定の店舗だけで使える券なのか、土日や繁忙期にも利用できるのかを確認してください。
体験型ギフトは、利用できる選択肢が多い商品ほど、ご両親の都合に合わせやすくなります。

花束やプリザーブドフラワー

花束は、両親記念品贈呈の定番です。
会場が華やかになり、ご両親が抱えて写真を撮ったときにも、感謝の場面が分かりやすくなります。
披露宴会場の装花や新婦様のブーケと色を合わせれば、写真全体に統一感を持たせられます。

お母様が好きな花、ご両親の結婚式で使った花、出身地に関係する花などを取り入れると、より特別な花束になるでしょう。
生花は香りや瑞々しさを楽しめる一方、長く保存するには押し花やドライフラワーなどの加工が必要です。

遠方へ持ち帰る場合は、水漏れ、暑さ、寒さにも注意しなければなりません。
プリザーブドフラワーやドライフラワーなら長期間飾れますが、湿気や直射日光によって劣化する可能性があります。

また、花粉や香りが苦手なご両親には、生花が負担になることもあります。
形に残る記念品と小さな花束を組み合わせれば、贈呈シーンの華やかさと保存性の両方を補えます。

名入れグラス

結婚式でもらったペアグラスで笑顔の乾杯をする夫婦
結婚式でもらったペアグラスで笑顔の乾杯をする夫婦

名入れグラスは、毎日の暮らしで使える実用性と、名前や記念日を残せる特別感を兼ね備えています。
お酒を飲むご両親だけでなく、お茶、水、ジュース、アイスコーヒーなどを飲むときにも使用できます。
ロックグラスは高さが低く安定しているため、食卓でも扱いやすく、食器棚へ収めやすい点が魅力です。

大きな時計や額のように壁や棚へ飾る場所を用意する必要がないため、物を増やしたくないご家庭にも比較的贈りやすいでしょう。

名前、挙式日、感謝の言葉、桜、波、花、家紋などを組み合わせれば、ご家族のためだけの記念品を作れます。

印刷ではなく硝子そのものを彫るサンドブラスト彫刻なら、名前や模様がグラスに彫刻されておりますので、消えたりはがれたりする事は絶対にありません。

グラス彫刻は、光の当たり方によって彫刻部分の陰影が変わり、飲み物を入れたときにも違った表情を楽しめます。
更にグラスは、結婚式当日に受け取って終わる品ではありません。
ご両親が使うたびに、新郎新婦様の名前や結婚式の日付が目に入ります。
記念日、誕生日、家族が集まる日など、特別な日に使ってもらうこともできるでしょう。

実用性と記念性を両立したい方には、(側面に)名前や(底面に)挙式日を彫刻したグラスが向いています。
毎日使う食器だからこそ、使うたびに結婚式の日と新郎新婦様の言葉を思い出してもらえます。

結婚式場のキャンドルに照らされた両親記念品向け名入れペアロックグラス
実際に使えるグラスへ名前や記念日を刻むと、結婚式の感謝を日常に残せます

両親記念品の費用目安

両親記念品へかける金額には、決まったルールはありません。
大切なのは、相場だけで判断せず、結婚式全体の予算、ご両親の好み、記念品へ込めたい意味を考えることです。
商品価格だけでなく、名入れ料金、包装、送料、会場の持込料などを含めた総額で考えましょう。

金額は両家分で考える

両親記念品は、新郎側と新婦側の両家へ用意するのが一般的です。
商品ページに表示されている価格が一つ分の場合、両家へ同じ品を贈るには二つ購入する必要があります。

例えば、一つ一万円の商品であれば両家分で二万円です。
そこへ名入れ料金、デザイン料金、包装、送料などが加わる場合があります。

体重米は出生体重によって価格が変わることがあり、花束も花の種類や大きさ、季節によって金額が変わります。
時計やフォトフレームも、既製品とオーダーメイド品では価格が異なるでしょう。

一般的には、両家を合わせて一万円台から数万円程度で検討されることが多いものの、これはあくまで目安です。
花束を加えるか、旅行券を贈るか、オーダーメイド品を選ぶかによって金額は大きく変わります。

ブライダル会場で注文する場合は、会場側の手配や保管、当日のセッティングまで料金に含まれていることがあります。

外部の販売店で注文する場合は、商品価格を抑えられる可能性がありますが、搬入や持ち込みの手配を自分たちで行う必要があります。

単純に商品価格だけを比べるのではなく、どこまでのサービスが含まれているかを確認しましょう。
正確な価格や含まれるサービスは、各販売店や式場の公式情報を確認してください。

価格だけで決めない

高額な品でなければ感謝が伝わらない、ということはありません。
ご両親にとって大切なのは、品物の金額よりも、なぜその品を選んだのか、どのような気持ちを込めたのかという部分です。

安価な品でも、ご両親の生活に合い、家族だけのメッセージが入っていれば、心に残る記念品になります。
反対に、予算を抑えることだけを考え、ご両親の好みと合わない品を選ぶと、結婚式後に使われない可能性があります。

表示価格を比較するときは、次の内容まで含めて考えましょう。

  • 名入れや彫刻の料金
  • デザイン作成や修正の料金
  • 包装や手提げ袋の料金
  • 送料や会場への持込料
  • 会場での保管料
  • 破損時の再制作や交換対応
  • 急ぎ制作に必要な追加料金

表示価格が安く見えても、追加料金を含めると予算を超えることがあります。
「名入れ無料」と記載されていても、特定の書体や模様、長い文章には追加料金が必要な場合があります。

また、送料が両家分に分かれる場合や、式場へ直接送る場合に追加費用がかかることもあるでしょう。
注文前に、完成までに必要な総額を書面や注文画面で確認してください。

当社のワンポイントアドバイス

これまで数多くの新郎新婦様のお話を聞いてきた当社の経験からお伝えさせて頂きますと、費用を比較するときに見落とされやすいのが、商品代以外の条件です。

外部で購入する場合は、持込料の有無だけでなく、式場への直送が可能か、指定日より前の荷物を保管してもらえるか、割れ物や食品に個別の搬入ルールがないかも確認してください。

さらに、両家へ別々に配送する場合は、送料が二件分になることがあります。名入れ、包装、手提げ袋、急ぎ制作などに追加料金が必要になる商品もあります。

会場の商品と外部の商品を比べる際は、商品代、名入れ料金、包装料金、送料、持込料、会場での保管や設置まで、一枚のメモへ書き出してみてください。

最終的な支払総額だけでなく、誰が商品を受け取り、内容を確認し、式場へ搬入するのかという新郎新婦様側の作業量まで比べることが大切です。

引き出物と一緒に考える

結婚式のギフト費用を考えるときは、両親記念品だけでなく、ゲストへ渡す引き出物、引菓子、縁起物、プチギフトなども含めて確認すると安心です。

両親記念品だけを先に高額な品へ決めると、その後に引き出物の数量が増えた際、予算が足りなくなる可能性があります。
招待人数が確定する前でも、ギフト全体へ使える予算の上限を決めておきましょう。

例えば、ゲストへの引き出物は実用性、ご両親への記念品は思い出を重視するなど、贈る相手ごとに役割を決めると選びやすくなります。

九炉磨蔵では、桐箱入りの名入れペアロックグラスを結婚式の引き出物として制作しています。
ゲスト一人ひとりのお名前を彫刻できるため、引き出物にも特別感を持たせられます。
引き出物と両親への贈り物を別々に探すより、デザイン、包装、納期、予算を合わせやすくなる場合もあるでしょう。

桐箱入り名入れペアロックグラスの引き出物を見る

後悔しやすい選び方

ご両親のために選んだ記念品でも、確認が不足すると「別の品にすればよかった」「もっと早く準備すればよかった」と感じることがあります。

結婚式直前は、席次表、衣装、司会進行、支払いなどの準備が重なる時期です。
記念品の問題を直前に持ち越さないためにも、よくある失敗を知り、早めに対策しておきましょう。

人気だけで決めてしまう

人気商品は、多くの新郎新婦様に選ばれている安心感があります。
口コミが多い商品や、ブライダル情報誌に掲載されている商品を見ると、「これなら間違いない」と感じるかもしれません。

しかし、人気があることと、自分たちのご両親に合うことは同じではありません。

写真を飾らない家庭へ大きな感謝状を贈る、甘い物を控えているご両親へ菓子を贈る、旅行が苦手なご両親へ旅行券を贈るなど、生活に合わない品は使われにくくなります。

また、人気の商品は多くの結婚式で使われるため、他の新郎新婦様と似た内容になりやすい面もあります。
二人らしさや家族らしさを出したい場合は、名前、日付、写真、メッセージなどを加えられるか確認しましょう。
ランキングは候補を見つけるために使い、最後はご両親の暮らしを基準に決めることが大切です。

新郎新婦の好みを優先する

結婚式全体の雰囲気に合わせ、記念品もおしゃれなデザインで統一したくなるものです。
会場が洋風なら洋風の時計、和婚なら和風の額、というように、披露宴の見た目を意識することは悪くありません。
しかし、新郎新婦様が好きな色や模様を選んでも、ご両親の家には合わない場合があります。

特にインテリアとして飾る品は、ご両親の部屋の雰囲気を考えることが重要です。

華やかな赤や金色が会場では美しく見えても、ご両親の家では目立ちすぎることがあります。

大きな英語のメッセージや、新郎新婦様の写真が全面に入ったデザインも、ご両親によっては飾るのが照れくさいと感じるかもしれません。

デザインに迷ったら、透明な硝子、木目、白、落ち着いた茶色など、生活空間へなじみやすい素材や色を選ぶと失敗を減らせます。

結婚式らしい華やかさは、包装やリボンで加え、品物自体は日常で使いやすいデザインにする方法もあります。

納期を確認せず注文する

名入れ品やオーダーメイド品は、既製品より制作期間が必要です。
デザインの打ち合わせ、文字の確認、彫刻、仕上げ、包装、発送を行うため、注文した翌日に完成するとは限りません。

挙式が多い春や秋、連休前、年末年始などは注文が集中し、通常より制作期間が長くなることもあります。
職人が一つずつ制作する商品では、一か月に受けられる注文数が決まっている場合もあります。

「挙式まで一か月あるから大丈夫」と思っていても、デザイン修正に時間がかかれば、制作開始が遅れる可能性があります。

また、新郎新婦様からの返信が遅れると、その分だけ完成日も後ろへずれることがあります。
両親記念品は、挙式の二か月から三か月前を目安に候補を決め、注文前に完成予定日と到着予定日を確認してください。

完成品を自宅で確認した後、式場へ搬入する時間も必要です。
商品ごとに必要な期間は異なるため、正確な納期は必ず注文先へ確認しましょう。

文字の間違いを見落とす

名入れ品では、名前、挙式日、メッセージの誤字に注意が必要です。
特にローマ字表記は、「SHI」と「SI」、「CHI」と「TI」、「OH」と「O」など、複数の表し方があります。
一般的な表記として間違いではなくても、ご本人が普段使用している表記と異なる場合があります。

名前の漢字も、旧字体や異体字に注意してください。「高」と「髙」、「崎」と「﨑」、「渡辺」と「渡邊」など、見た目が似ている文字があります。

挙式日と入籍日を間違えるケースもあります。どちらの日付を入れるのか、注文前に二人で決めておきましょう。

制作前に完成イメージを確認できる店なら、新郎新婦様お二人で別々に文字を読み、日付もカレンダーと照らし合わせてください。

一人が声に出して読み、もう一人が注文内容を見る方法も間違い防止に役立ちます。

デザイン確認後に制作が始まると、文字の変更ができない場合があります。

名前、日付、英字の大文字と小文字、記号、メッセージの改行位置まで細かく確認しましょう。

持込料を見落とす

式場以外で購入した記念品を披露宴で使用する場合、会場によっては持込料や保管料が必要です。
無料で持ち込める会場もありますが、商品の種類、数量、大きさによって扱いが異なる可能性があります。
両親記念品は無料でも、花束は会場指定の花店以外から持ち込めないケースもあります。

また、割れ物や食品は、会場側で保管方法を指定されることがあります。

式場へ直接配送できる場合でも、受取人名、宴席名、挙式日、搬入可能日を指定しなければならないことがあります。
早すぎる搬入は受け付けてもらえず、挙式直前すぎる配送は遅延時の対応が難しくなるため、担当プランナーへ確認しましょう。

注文前に、次の内容を確認すると安心です。

  • 外部購入の記念品を持ち込めるか
  • 持込料や保管料はいくらか
  • 会場へ直接配送できるか
  • いつまでに搬入すればよいか
  • 当日は誰が記念品を準備するか
  • 包装を開けて確認してもらえるか
  • 空箱や手提げ袋をどこへ置くか

商品価格が安くても、高額な持込料がかかれば、式場で注文する場合と総額が変わらないことがあります。
外部の商品を注文する前に、必ず担当プランナーへ相談してください。

注文前に確認すること

オーダーメイドの両親記念品は、注文内容を丁寧に決めるほど満足度が高まりやすくなります。

一方、注文後に変更しにくい項目も多いため、申し込み前に制作期間、デザイン確認、包装、配送、破損時の対応まで確認しましょう。

制作期間と発送日

確認したいのは、「何日で作れるか」だけではありません。

デザイン案が届く日、修正できる回数、制作開始日、完成日、発送日、到着予定日まで確認すると、結婚式準備の予定を立てやすくなります。

例えば、制作期間が三週間と書かれていても、デザイン確認の期間が含まれていない場合があります。
新郎新婦様がデザイン案へ返信してから制作期間が始まる商品もあるため、注文日だけを基準に考えないようにしましょう。

また、銀行振込の場合は、入金確認後に注文が確定することがあります。土日祝日を挟むと、確認までに時間がかかる場合もあります。

完成品を自宅で確認してから会場へ持ち込みたい場合は、挙式直前ではなく、一週間以上の余裕を持って受け取れる日程が安心です。

万一、文字間違いや破損が見つかった場合でも、時間に余裕があれば販売店へ相談できます。
挙式前日は衣装や荷物の搬入、最終打ち合わせなどで忙しくなります。記念品は、できる限り早めに準備を終えておきましょう。

完成前のデザイン確認

名前やメッセージを入れる商品では、制作前にデザインを見られるか確認しましょう。
注文フォームへ文字を入力するだけでは、実際の大きさ、書体、模様との位置関係が分かりにくいことがあります。

完成イメージを画像で確認できれば、「思ったより文字が小さい」「模様が名前と重なる」「英字が読みにくい」といった行き違いを減らせます。

デザイン案を確認するときは、文字の正しさだけでなく、全体の見え方も確認してください。
重要な名前より装飾が目立っていないか、日付が小さすぎないか、メッセージが端へ寄りすぎていないかも確認します。

スマートフォンの小さな画面だけで確認すると、細かな違いを見落とす可能性があります。
できれば画面を拡大し、新郎新婦様お二人で確認しましょう。

九炉磨蔵では、お客様の希望を伺ったうえでデザインを作成し、内容をご確認いただいてから彫刻を進めます。
デザインの確認は、完成品への満足度を左右する大切な工程です。分からない点があれば、制作開始前に遠慮なく相談してください。

割れ物の包装方法

グラスやフォトフレームなどの硝子製品は、包装や運搬方法も重要です。
商品が箱の中で動かないか、ご両親が持ち帰りやすいか、会場スタッフが安全に運べるかを確認してください。

披露宴会場では、記念品をバックヤードから会場へ運び、贈呈直前に新郎新婦様へ渡す場合があります。

包装が不安定だったり、箱に持ち手がなかったりすると、会場スタッフやご両親が運びにくくなる可能性があります。
桐箱入りの商品は高級感があるだけでなく、硝子を守り、持ち運びや保管をしやすくする役割があります。

熨斗やリボンを掛ける場合は、どの向きで持つのか、箱を開けずに中身が分かるかも確認しましょう。

結婚式当日に中身を見せたい場合は、箱を開ける時間が進行に含まれているか、プランナーへ相談する必要があります。

商品ごとに包装仕様は異なるため、実際の梱包、手提げ袋の有無、持ち帰り方法について注文先へ確認しましょう。

桐箱に収められた結婚式の両親記念品向け名入れペアロックグラス
桐箱入りのグラスは、贈呈時の品格と持ち帰りやすさを両立できます

破損時の対応

硝子製品を注文するときは、配送中に破損した場合の連絡方法や、再制作の条件も確認しておくと安心です。

丁寧に包装されていても、配送中の衝撃によって破損する可能性を完全になくすことはできません。
商品が届いたら、外箱にへこみや破れがないか確認し、できるだけ早く中身を確認してください。
結婚式用の商品は、包装をきれいな状態で保ちたいと思い、挙式当日まで開けない方もいます。

しかし、未開封のまま会場へ持ち込み、当日に破損や文字間違いが分かると、対応が間に合わない可能性があります。

包装を開けても元に戻せるか、確認用の写真を販売店から送ってもらえるかを注文前に聞いておくと安心です。

万一不具合が見つかった場合は、自分で接着したり、文字へ色を加えたりせず、商品の状態が分かる写真を撮って販売店へ相談しましょう。

配送箱や緩衝材も、販売店から案内があるまでは捨てずに保管してください。

贈呈を感動的にする方法

同じ記念品でも、渡し方によって伝わる印象は変わります。
高価な演出や長い言葉を加えなくても、品物を選んだ理由を伝え、動作を丁寧にするだけで、心に残る時間になります。

司会者や担当プランナーと進行を共有し、ご両親が受け取りやすい形を考えておきましょう。

選んだ理由を言葉にする

記念品を渡すときは、「ありがとう」だけでなく、その品を選んだ理由も伝えてみてください。

例えば、「これから二人でゆっくり晩酌を楽しんでほしくて選びました」「家族で撮った写真を飾ってほしくて作りました」と一言添えると、贈り物へ込めた気持ちが分かりやすくなります。

体重米であれば、「生まれた日の重さを、もう一度抱いてください」と伝えることで、品物の意味がより深く伝わります。

時計なら「これからも家族で同じ時を重ねていきたい」、旅行券なら「これからは二人でゆっくり過ごしてほしい」と伝えられます。

選んだ理由が分かれば、ご両親もどのように使ってほしい品なのか理解できます。
長い文章にする必要はありません。一文か二文でも、自分たちの言葉で伝えることが大切です。
緊張して言葉が出なくなりそうな場合は、司会者から選んだ理由を紹介してもらう方法もあります。

手紙や写真を添える

記念品へ長い文章を入れられない場合は、手紙や写真を添えましょう。

子どもの頃の思い出、反抗期に言えなかったこと、進学や就職を支えてもらった感謝、結婚準備を手伝ってもらったお礼など、自分の言葉で書くことに意味があります。

「毎朝お弁当を作ってくれてありがとう」「部活動の送り迎えをしてくれたことを覚えています」など、具体的な出来事を入れると、そのご家族にしか書けない手紙になります。

上手な文章にしようと考えすぎなくても大丈夫です。
ご両親は、整った言葉よりも、新郎新婦様がどのような出来事を覚えていたのか、どのように感じていたのかをうれしく感じるでしょう。

写真を添える場合は、幼い頃の写真だけでなく、最近撮影した家族写真を加える方法もあります。
記念品、手紙、写真を一つの箱にまとめれば、結婚式後も家族の思い出として保管しやすくなります。

贈呈の動きを確認する

披露宴当日に慌てないよう、誰がどちらのご両親へ渡すのか確認しておきましょう。
自分の親へ渡す方法、相手の親へ渡す方法など、会場や新郎新婦様の希望によって進行は変わります。
自分の親へ渡す場合は、これまでの感謝を直接伝えやすいでしょう。

相手の親へ渡す場合は、「これから家族としてよろしくお願いします」という意味を込められます。
花束と記念品を両方渡す場合は、父親と母親のどちらが何を受け取るかも決めておくと安心です。

例えば、お母様へ花束、お父様へ記念品を渡す進行があります。ただし、家族構成やご両親の好みによっては、反対にしても問題ありません。

一人親家庭の場合、祖父母へ感謝を伝えたい場合、兄弟姉妹にも贈りたい場合などは、一般的な進行に合わせる必要はありません。

誰に何を渡したいのかを担当プランナーへ伝え、ご家族に合う進行を考えてもらいましょう。

大きな品や重い品を渡す場合は、ご両親が受け取りやすい向き、持ち手の位置、受け取った後にどこへ置くかまで確認します。

贈呈後に記念写真を撮る場合は、品物の正面がカメラへ向くように持ってもらうと、写真でも内容が分かりやすくなります。

名入れグラスがオススメな家庭

すべてのご両親にグラスが最適とは限りません。

しかし、実際に使える品を贈りたい、置き場所に困らせたくない、名前や日付を長く残したいという希望がある場合は、名入れグラスを候補に加えてみてください。

日常で使ってほしい

飾るだけではなく、普段の食事や休憩時間に使ってほしい方には、グラスが向いています。

ロックグラスという名前でも、用途はお酒だけに限られません。
水、お茶、ジュース、炭酸飲料、アイスコーヒーなど、幅広い飲み物に使用できます。
ご両親が晩酌をする場合は、焼酎、ウイスキー、梅酒などを楽しむ際に使ってもらえるでしょう。
お酒を飲まない場合でも、朝食や休憩時間の飲み物に使えます。

食器は、生活の中で繰り返し手に取るものです。そのため、記念品として棚へ飾るだけでなく、日常へ自然に取り入れてもらえます。

ご両親が二人で同じグラスを使えば、夫婦の時間を楽しむきっかけにもなるでしょう。

置き場所に困らせたくない

大きな時計や額を飾る場所がない家庭でも、グラスなら食器棚へ収納できます。
物を増やしたくないご両親や、部屋の雰囲気を大切にしているご両親にも、比較的贈りやすい品です。
マンション住まいのご両親、近い将来に引っ越しを予定しているご両親にも、持ち運びや収納の負担が少ないでしょう。

ただし、すでに食器が多いご家庭の場合は、新しいグラスを収納できるか考える必要があります。
大きすぎる形や特殊な形より、日常的に使いやすく、ほかの食器と一緒に収納できる形が向いています。
桐箱入りの商品であれば、使用しない期間も箱へ戻して保管できます。

名前や日付を残したい

硝子へ名前や日付を彫り込めば、表面へ印刷する商品とは違った立体感が生まれます。
彫刻部分へ指を触れたときの感触や、光を受けたときの陰影も、硝子彫刻ならではの魅力です。
名前、挙式日、感謝の言葉を組み合わせれば、その結婚式のためだけに作られた記念品になります。

ご両親それぞれの名前を入れたり、両家で模様を変えたりすることもできます。

例えば、桜が好きなご両親には桜模様、海や釣りが好きなご両親には波模様、和の雰囲気を好むご両親には家紋や和柄を取り入れる方法があります。

ご家族に関係する模様を加えることで、一般的な名入れ商品とは異なる、思い出の意味を持たせられます。

九炉磨蔵では、名前、挙式日、感謝の言葉、桜や波などの模様を組み合わせ、一件ずつデザインを作成しています。
引き出物用のペアロックグラスも、両親への記念品を選ぶ際の参考にしていただけます。

名入れペアロックグラスのデザインと特徴を確認する

両親記念品のよくある質問

最後に、結婚式の両親記念品について、新郎新婦様からよく聞かれる疑問へお答えします。

会場や地域、家族構成によって考え方が異なる部分もあります。判断に迷う場合は、ご両親、新郎新婦様お二人、担当プランナーで相談して決めましょう。

結婚式の両親記念品に関するよくある質問

Q1. 両親記念品は必ず用意するものですか?

A. 必ず用意しなければならない決まりはありません。手紙や花束だけで感謝を伝える結婚式もあります。また、家族だけの食事会では、披露宴中に贈呈せず、食事後に手渡す場合もあります。ただし、形に残る品を添えると、結婚式後にも当日の思い出を振り返ってもらいやすくなります。二人の予算やご両親の希望に合わせて判断してください。

Q2. 両家へ同じ記念品を贈るべきですか?

A. 必ず同じ品にする必要はありません。それぞれのご両親の趣味や生活に合わせ、異なる記念品を選んでも大丈夫です。ただし、披露宴で同時に渡す場合は、価格や包装、大きさに極端な差が出ないよう配慮すると自然に見えます。異なる品を選ぶ場合でも、共通のメッセージや同じ包装を取り入れると、両家への感謝が同じように伝わります。

Q3. 両親記念品はいつまでに注文すればよいですか?

A. 既製品とオーダーメイド品で必要な期間が異なります。名入れや彫刻を行う品は、挙式の二か月から三か月前を目安に検討を始めると安心です。デザイン確認や修正に時間がかかる場合もあるため、完成日だけでなく、発送日と到着予定日まで確認してください。繁忙期や注文状況によって変わるため、正確な納期は販売店へ確認しましょう。

Q4. お酒を飲まない両親にもロックグラスを贈れますか?

A. ロックグラスは水、お茶、ジュース、炭酸飲料、アイスコーヒーなどにも使えます。お酒を飲まない家庭でも、普段使いのグラスとして活用可能です。高さが低く安定した形は日常でも扱いやすいでしょう。ただし、ご両親が普段どのような食器を使っているか、収納場所があるかを確認してから選ぶと、より喜ばれやすくなります。

Q5. 両親記念品を式場以外で購入しても大丈夫ですか?

A. 外部で購入できる会場は多いですが、持込料、搬入日、保管方法、当日のセッティングなどの条件は式場ごとに異なります。食品、花束、割れ物は、ほかの品と異なるルールが設けられている場合もあります。注文前に担当プランナーへ確認してください。費用や契約条件に関する最終的な判断は、式場や販売店などの専門家へ相談することをおすすめします。

記事まとめ

結婚披露宴で、新郎様がお母様へ記念品を手渡している様子です。お母様は感動しています、お父様は笑顔で見守っています。家族への感謝が伝わる、両親贈呈の場面

私はこれまで多くの新郎新婦様とお話しし、結婚式の引き出物や両親贈呈品、名入れ記念品の制作に携わってきました。

その中で感じるのは、両親記念品で迷っている方の多くが、品物を選ぶ前に「どの商品が正解なのか」を探そうとしていることです。

しかし、すべてのご両親に共通して喜ばれる一つの商品があるわけではありません。

結婚式の両親記念品には、体重米、子育て感謝状、時計、花束、旅行券、食事券、フォトフレーム、名入れグラスなど、さまざまな選択肢があります。

体重米には、生まれた日の重さをもう一度抱いてもらえる感動があります。

子育て感謝状やフォトフレームには、ご家族の歩みを写真や言葉で残せる魅力があります。

時計は「これからも家族で同じ時を刻む」というつながりを表しやすく、旅行券や食事券は、ご両親が夫婦で過ごす時間そのものを贈れます。

花束は披露宴の贈呈シーンを華やかにし、名入れグラスは結婚式後の暮らしの中で使い続けてもらえる記念品です。

どの品にも、それぞれ異なる良さがあります。
だからこそ、人気順位や価格だけで決めるのではなく、ご両親が結婚式後にその品をどのように受け取り、どこに置き、いつ使うのかまで想像することが大切です。

最初に確認してほしいのは、ご両親が「飾る物」「使う物」「食べる物」「体験する物」のうち、どのような贈り物を喜びやすいかという点です。

普段から写真や記念品を飾っているご家庭なら、感謝状やフォトフレームが候補になります。
生まれた日の記憶と披露宴での感動を大切にしたいなら、体重米が向いているでしょう。
物を増やしたくないご両親には、旅行券や食事券などの体験型ギフトが合うかもしれません。
毎日の暮らしの中で使ってほしいなら、食器やグラスが選びやすくなります。
また、同じ種類の記念品でも、サイズ、素材、手入れ方法、置き場所によって使いやすさは変わります。

披露宴当日の見栄えだけでなく、持ち帰りやすさ、収納場所、手入れのしやすさ、ご両親の年齢や生活環境まで考えて選んでください。

次に、新郎側と新婦側で同じ品を贈るのか、それぞれのご両親に合う品へ変えるのかを決めます。

両家で違う商品を選ぶこと自体に問題はありません。

むしろ、ご両親の趣味や暮らしが異なる場合は、無理に同じ品へそろえるより、それぞれに合った物を選んだほうが喜ばれることもあります。

ただし、披露宴では両家のご両親が並び、同じタイミングで記念品を受け取ることが多いため、包装、大きさ、渡し方に大きな差があると、会場では気持ちの差のように見えてしまう可能性があります。

品物を変える場合は、価格を完全に同じにすることだけにこだわるのではなく、包装の雰囲気、箱の大きさ、メッセージ、贈呈時の見え方を近づけることが大切です。

両家への感謝が同じように伝わるよう整えることで、それぞれのご両親に合った品を自然に贈れます。
品物の候補を絞った後は、商品代以外の条件も確認してください。

これまでご相談を受けてきた中でも、外部で購入できることは確認したものの、持込料、搬入日、保管方法まで確認していなかったというケースは少なくありません。

両親記念品は持ち込み可能でも、花束、食品、割れ物などには別の規則が設けられている場合があります。

会場へ直接配送する場合も、いつから受け取ってもらえるのか、誰の名前で送るのか、宴席名や挙式日の記載が必要なのか、割れ物をどこで保管するのかまで担当プランナーへ確認しておくと安心です。

外部の商品と式場の商品を比較するときは、商品価格だけでなく、名入れ料金、包装、送料、持込料、保管料、当日の設置や受け渡しまで含めた総額で考えてください。

外部の商品は価格を抑えられる場合がありますが、自宅での受け取り、内容確認、式場への搬入を新郎新婦様自身で行う必要があることもあります。

金額だけでなく、自分たちに必要となる作業や時間まで比べることが大切です。
名入れ品やオーダーメイド品を選ぶ場合は、納期にも注意が必要です。
準備期間に含まれるのは、商品を制作する日数だけではありません。

希望内容のヒアリング、デザインの作成、文字確認、修正、入金確認、制作、仕上げ、包装、発送、自宅での商品確認、式場への搬入まで、すべてが準備期間に含まれます。

例えば、制作期間が三週間と案内されていても、新郎新婦様がデザイン確認に数日かかれば、その分だけ制作開始も後ろへずれます。

挙式日から逆算するときは、商品が完成する日ではなく、自宅または式場へ安全に届き、内容を確認できる日を締め切りとして考えてください。

万一、破損や文字間違いが見つかった場合でも、挙式まで余裕があれば販売店へ相談できます。

特に名入れでは、名前の漢字、旧字体、異体字、ローマ字、日付の確認が重要です。
「高」と「髙」、「崎」と「﨑」など、見た目が似ていても異なる文字があります。

ローマ字にも複数の表記方法があり、挙式日と入籍日のどちらを入れるかによって記念品の意味も変わります。
制作側では、注文時に指定された文字が、ご家族が普段使っている表記と同じかまでは判断できません。

完成イメージが届いたら、一人だけで確認せず、新郎新婦様お二人がそれぞれ読み直してください。

スマートフォンで小さく見るだけではなく、画面を拡大し、名前、日付、大文字と小文字、記号、メッセージの改行位置まで確認することをおすすめします。
また、両親記念品は、品物だけで感動を生むものではありません。

なぜその品を選んだのかを一言添えるだけで、ご両親への伝わり方は大きく変わります。
体重米なら「生まれた日の重さを、もう一度抱いてほしくて選びました」。
フォトフレームなら「これからも家族の写真を飾ってほしくて作りました」。旅行券なら「これからは二人でゆっくり過ごしてほしい」。

名入れグラスなら「二人でゆっくり乾杯してほしくて選びました」と伝えられます。
長い文章にする必要はありません。

品物を選んだ理由が分かれば、ご両親も新郎新婦様が何を思い、その記念品を用意したのかを理解しやすくなります。
司会者にも品物の意味を共有しておけば、遠くのゲストにも贈り物へ込めた思いが伝わりやすくなります。
予算についても、高額な物ほど感謝が深く伝わるわけではありません。

節約できる部分は、必要以上に豪華な包装、使用しない付属品、ご両親の生活に合わない大きな装飾などです。

一方、慎重に選びたいのは、ご両親が実際に使えるか、無理なく持ち帰れるか、文字が正しいか、挙式日に間に合うかという部分です。

披露宴での見た目だけに費用をかけるより、受け取った後まで困らない品へ予算を使うほうが、満足につながりやすいと私は考えています。

なかでも名入れグラスは、実際に使える品へ名前、挙式日、感謝の言葉を残せるため、実用性と記念性を両立しやすい贈り物です。

大きな時計や額のように飾る場所を必要とせず、食器棚へ収納できます。

お酒を飲むご両親だけでなく、水、お茶、ジュース、アイスコーヒーなど、普段の飲み物にも使ってもらえます。
使うたびに、彫刻された名前や日付が目に入り、結婚式の日や新郎新婦様から贈られた言葉を思い出してもらえるでしょう。

そんな記念品なら、披露宴の一日だけで役割を終えるのではなく、これからの暮らしに寄り添う感謝の形になります。
九炉磨蔵では、一件ごとにご希望を伺い、名前、記念日、メッセージ、模様を組み合わせた硝子彫刻品を制作しています。

大量生産された品へ名前を加えるだけではなく、贈る相手の好み、結婚式の雰囲気、品物へ込めたい気持ちを伺いながら、一つずつデザインを考えています。

ただし、名入れグラスがすべてのご両親に最適というわけではありません。

大切なのは、商品を先に決めることではなく、ご両親の顔と暮らしを思い浮かべ、そのご家庭に合う品を見つけることです。

準備を進める際は、最初に新郎側と新婦側それぞれについて、「好み」「置き場所」「使う場面」「持ち帰り方法」を書き出してみてください。

次に、両家で同じ品にする範囲を決め、候補を二つか三つへ絞ります。

その後、担当プランナーへ持ち込み、搬入、保管の条件を確認し、販売店へ総額、納期、デザイン確認、配送方法を聞くと、後から困る可能性を減らせます。

商品を先に注文し、後から式場へ確認する順番は避けてください。
式場、外部の制作業者、新郎新婦様、ご両家では、それぞれ必要としている情報が異なります。

誰に何を確認し、どのような回答を受けたのかを簡単なメモへ残しておくと、準備が進んだ後の認識違いも防ぎやすくなります。
一般的な相場や人気商品は、候補を見つけるための参考になります。

しかし、最後に決める基準は「自分たちのご両親に合うかどうか」です。
写真映えする品が喜ばれるご家庭もあれば、日常で気兼ねなく使える品が喜ばれるご家庭もあります。
新郎側と新婦側で、選ぶ答えが違っても構いません。

結婚式の両親記念品は、披露宴の数分間だけを彩る物ではありません。

これまで育ててもらった感謝を、ご両親のこれからの暮らしへ残すための贈り物です。
人気や見栄えだけに流されず、ご両親が受け取った後の姿まで思い浮かべながら、お二人らしい感謝の形を選んでください。

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