結婚式を安くする方法と費用の考え方
こんにちは。硝子彫刻工房九炉磨蔵の門間です。
結婚式を安くしたいと考えた時、費用平均、自己負担、少人数婚、会費制結婚式、フォトウェディング、格安プラン、平日割引、仏滅割引、ペーパーアイテム節約、持ち込み、見積もり、引き出物、料理、遠方ゲストの交通費など、気になる事が一気に出てきますよね。
結婚式は大切な節目だからこそ、ただ安くするだけでは不安もあると思います。
せっかく費用を抑えても、ゲストに失礼になったり、後から見積もりが上がったりしたら困りますよね。
この記事では、結婚式を安くする為に考えるべき費用の目安、安くできる式の種類、節約してよい項目と避けたい項目を、できるだけ分かりやすく整理します。
私は結婚式の引き出物や記念品を制作する仕事を通して、たくさんの新郎新婦様の準備に関わってきました。
その立場から、安さだけではなく、感謝がきちんと伝わる結婚式にする考え方をお伝えします。
- 結婚式費用と自己負担の考え方
- 安くできる結婚式スタイルの違い
- 節約してよい項目と避けたい項目
- 見積もりで後悔しない確認ポイント
結婚式を安くする基本

まず大切なのは、結婚式を安くする前に、全体費用の仕組みを知る事です。
総額だけを見ると高く感じますが、ご祝儀、親御様からの援助、人数、会場、日取り、式のスタイルによって、実際の自己負担は大きく変わります。
ここでは、費用の全体像と、安くしやすい結婚式の形を整理します。
費用平均と相場の目安
結婚式の費用は、挙式、披露宴、料理、飲み物、衣装、写真、装花、引き出物、ペーパーアイテム、演出など、さまざまな項目の合計で決まります。
一般的な挙式と披露宴を行う場合、全国的な目安としては数百万円規模になる事が多いです。
ただし、この金額はあくまで一般的な目安です。
地域、会場の種類、招待人数、料理のランク、衣装の点数、撮影内容、時期によって大きく変わります。
結婚式費用は、平均額だけで判断しない事が大切です。
同じ50名の結婚式でも、ホテル、専門式場、ゲストハウス、レストラン、会費制パーティーでは総額が変わります。
費用を考える時は、まず総額を次のように分けて見ると分かりやすいですよ。
- 人数に比例して増える費用
- 人数に関係なく発生しやすい固定費
- 希望によって追加されるオプション費用
人数に比例して増える費用は、料理、飲み物、引き出物、引菓子、席札などです。
固定費に近い費用は、会場費、挙式料、衣装、写真撮影、司会、音響、装花などです。
オプション費用は、エンドロール、プロフィールムービー、前撮り、演出、アルバム追加などが代表的です。
費用を安くしたい場合、最初に見るべきは総額ではなく、何にいくら使っているかです。
内訳が分かれば、削ってよい部分と、削らない方がよい部分が見えてきます。
より詳しい平均費用や自己負担の考え方は、当社サイト内の結婚式の平均費用と自己負担の考え方でも解説しています。
自己負担はいくらか
結婚式を安くしたい方が一番気になるのは、最終的に自分たちがいくら払うのかだと思います。
かなり大事な部分ですよね。
結婚式の自己負担は、基本的には次の考え方で整理できます。
自己負担額の目安
結婚式の総額 − ご祝儀総額 − 親御様からの援助 = 自己負担額
例えば、結婚式の総額が300万円で、ご祝儀が180万円、親御様からの援助が50万円だった場合、自己負担の目安は70万円です。
もちろん、これは単純計算です。
実際には、内金や前払い、当日払い、後払い、カード払いの可否など、会場ごとの支払い条件によって準備する現金は変わります。
支払い条件は必ず事前確認が必要です。
結婚式場によっては、結婚式前に大部分の支払いが必要な場合があります。
ご祝儀を受け取る前に支払いが発生する可能性もあるので、契約前に確認しておくと安心です。
自己負担を抑えるには、総額を下げるだけではなく、ご祝儀や援助を見込んだ資金計画も大切です。
ただし、ご祝儀は相手の気持ちによるものなので、最初から過度に期待しすぎない方が安心かなと思います。
親御様からの援助についても、家庭ごとの考え方があります。
お金の話は少し話しにくいですが、早めに確認しておくと後のトラブルを防ぎやすいです。
安くできる式の種類

結婚式を安くする方法は、細かい節約だけではありません。
式のスタイルそのものを見直すだけで、費用が大きく変わる事があります。
代表的なのは、挙式のみ、少人数婚、会費制結婚式、1.5次会、レストランウェディング、フォトウェディングなどです。
| スタイル | 特徴 | 費用を抑えやすい理由 |
|---|---|---|
| 挙式のみ | 披露宴を行わない形 | 料理や演出費を抑えやすい |
| 少人数婚 | 家族や親しい人中心 | 人数比例の費用を減らせる |
| 会費制結婚式 | ゲストが会費を支払う形 | 予算設計がしやすい |
| レストラン婚 | 料理重視のカジュアル婚 | 会場費や演出費を抑えやすい |
| フォトウェディング | 写真撮影を中心に残す形 | 披露宴費用が不要 |
どのスタイルが一番よいかは、ふたりが何を大切にしたいかで変わります。
親御様への感謝をしっかり伝えたいなら家族婚。
友人とカジュアルに楽しみたいなら会費制や1.5次会。
写真をきれいに残したいならフォトウェディング。
こう考えると、安くする事は我慢ではなく、優先順位を決める事に近いですね。
少人数婚の費用
少人数婚は、結婚式を安くしたい方にとって現実的な選択肢です。
親族中心、家族中心、本当に親しい友人だけなど、招待人数を絞る事で料理、飲み物、引き出物、席次表などの人数比例費用を抑えられます。
20名から30名程度の結婚式であれば、大人数の披露宴より総額を抑えやすい傾向があります。
ただし、少人数婚だから必ず格安になるとは限りません。
衣装、写真、挙式料、会場費、装花などは人数が少なくても発生する為です。
人数を減らした分だけ単純に半額になるわけではない点は、覚えておいた方が良いですよ。
少人数婚で大切なのは、人数を減らす事より満足度の設計です。
人数が少ない分、一人ひとりとゆっくり話せる時間を作りやすくなります。
派手な演出を減らしても、食事や会話を大切にすれば、温かい結婚式になります。
少人数婚では、引き出物や記念品も一人ひとりに合わせやすくなります。
当社でも、ゲスト様のお名前を彫刻したグラスや、ご両親への記念品など、一点ずつ想いを込めた品を制作する機会があります。
数を減らす分、贈る物の意味を濃くできる。
少人数婚ならではの良さかなと思います。
会費制結婚式の費用
会費制結婚式は、ゲストからご祝儀ではなく会費をいただく形の結婚式です。
北海道など一部地域ではなじみのあるスタイルですが、最近はカジュアルなパーティーや1.5次会でも選ばれる事があります。
会費制の良さは、事前に収入の見通しが立てやすい事です。
例えば、会費を1人15,000円にして50名を招待する場合、会費収入は75万円です。
そこから料理、飲み物、会場費、装花、司会、音響、景品、プチギフトなどを考えていきます。
一般的なご祝儀制よりカジュアルにしやすく、ゲスト側の負担も分かりやすいのが特徴です。
会費制は、会費設定と料理内容のバランスが大切です。
会費を安くしすぎると、新郎新婦側の自己負担が増えます。
逆に会費を高くしすぎると、ゲストが割高に感じるかもしれません。
会費制にする場合は、招待状や案内文でご祝儀不要である事を分かりやすく伝えると親切です。
また、親族や目上の方を多く招く場合は、両家の考え方も確認しておいた方が安心です。
地域や家庭によっては、会費制に違和感を持つ方もいます。
費用面だけで決めず、ゲスト層に合っているかも見てくださいね。
フォトウェディング費用
フォトウェディングは、挙式や披露宴を行わず、写真撮影を中心に結婚の記念を残すスタイルです。
スタジオ撮影、ロケーション撮影、和装、洋装、アルバムの有無、データ枚数などによって費用は変わります。
一般的には、挙式と披露宴を行うより費用を抑えやすい選択肢です。
フォトウェディングの魅力は、準備の負担が比較的少なく、写真という形でしっかり思い出を残せる事です。
仕事が忙しい方、派手な結婚式が苦手な方、予算を抑えて新生活や旅行にお金を回したい方には合いやすいと思います。
一方で、親御様や親族に晴れ姿を直接見せたい場合は、撮影だけだと物足りなさを感じる事もあります。
その場合は、フォトウェディングに家族食事会を組み合わせる方法もあります。
写真も残せて、感謝も伝えられる形です。
フォトウェディングを選ぶ時の確認ポイント
- 衣装の追加料金
- 土日祝日の追加料金
- 撮影データの枚数
- アルバム費用
- ヘアメイクや小物の範囲
安いプランに見えても、衣装やデータ追加で費用が上がる事があります。
契約前に、プランに含まれる内容と追加料金を確認してください。
結婚式を安く抑える方法
ここからは、具体的に結婚式を安く抑える方法を見ていきます。
ポイントは、ゲスト満足度に影響しにくい部分を工夫し、料理や交通費など失礼につながりやすい部分を削りすぎない事です。
安くするほど良いのではなく、使う所と抑える所のメリハリが大切です。
平日や仏滅の割引
結婚式費用を抑えたい場合、日取りの工夫はかなり効果が出やすい部分です。
春や秋の土日祝日は人気が高く、会場の需要も上がります。
一方で、平日、仏滅、真夏、真冬、ナイトウェディングなどは、割引プランや特典が用意されている事があります。
平日婚は、会場費や挙式料が下がる場合があります。
仏滅は日柄を気にしないカップルであれば、費用を抑えやすい候補になります。
オフシーズンは、衣装や写真、会場特典が付く場合もあります。
ただし、割引内容は会場ごとに違う為、必ず見積もりで確認してください。
日取りの節約は、ゲストの都合も考える必要があります。
平日は仕事を休みにくいゲストもいます。
真夏や真冬は移動の負担が大きくなる場合もあります。
安さを優先しすぎて、来てほしい人が参加しにくくなるのは少しもったいないです。
日取りで節約する場合は、ゲストの顔ぶれ、遠方ゲストの有無、親族の考え方も含めて決めると良いかなと思います。
ペーパーアイテム節約
招待状、席次表、席札、メニュー表、プロフィールブックなどのペーパーアイテムは、節約しやすい項目です。
式場や業者にすべて依頼すると、デザイン料や印刷費が積み重なり、人数によっては数万円から十数万円になる事もあります。
ここは工夫しやすい部分ですね。
最近は、オンライン招待状やテンプレートを使った自作も増えています。
パソコンやスマートフォンで作成し、自宅や印刷会社で出力すれば、費用を抑えやすくなります。
席札をシンプルにしたり、メニュー表と席次表を一体化したりする方法もあります。
ペーパーアイテムは、節約してもゲスト満足度が下がりにくい項目です。
ただし、文字の見やすさ、誤字脱字、肩書き、名前の漢字は必ず確認してください。
特に名前の間違いは失礼になりやすいです。
安く作る事より、正確に作る事が大切です。
自作する場合は、印刷前に新郎新婦だけでなく、親御様や第三者にも確認してもらうと安心ですよ。
持ち込みで節約する
持ち込みを活用すると、結婚式費用を抑えられる場合があります。
例えば、衣装、カメラマン、ムービー、ペーパーアイテム、ブーケ、引き出物、プチギフトなどです。
式場提携の商品より外部手配の方が安い事もあります。
ただし、持ち込みには注意点があります。
式場によっては持込料がかかる場合があります。
持ち込み自体ができない項目もあります。
外部カメラマンの撮影場所が制限される事もあります。
持ち込みは、安くなるとは限りません。
外部商品の金額が安くても、持込料を足すと結果的に高くなる場合があります。
契約前に、持ち込み可能な項目と料金を確認してください。
引き出物についても、持ち込みができれば選択肢は広がります。
当社では結婚式の引き出物として、ゲスト様のお名前を彫刻したグラスの制作を行っています。
ただの品物ではなく、結婚式後も使える記念品として残るのが特徴です。
引き出物の考え方を詳しく知りたい方は、結婚式の引き出物相場と選び方も参考になると思います。
持ち込みを考える時は、金額だけではなく、搬入方法、納期、破損時の対応、当日の管理まで確認してください。
結婚式直前は想像以上に忙しくなります。
安くできても、新郎新婦の負担が大きすぎると大変です。
見積もりが上がる項目
結婚式でよくある悩みが、最初の見積もりより最終金額が上がる事です。
最初は安く見えても、打ち合わせを進めるうちに追加費用が増える場合があります。
ここは本当に注意したい所です。
見積もりが上がりやすい項目には、料理のランクアップ、飲み物の種類追加、衣装差額、お色直し、装花、写真アルバム、エンドロール、引き出物、親族衣装、美容着付け、司会、音響、サービス料などがあります。
最初の見積もりに最低限の内容しか入っていない場合、現実的な内容に近づけた時に一気に金額が上がります。
| 上がりやすい項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 料理 | 標準コースの内容と追加料金 |
| 衣装 | プラン内で選べる点数と差額 |
| 写真 | 撮影範囲とデータ納品の有無 |
| 装花 | 最低ランクの見た目と追加費用 |
| 引き出物 | 人数分の単価と持込料 |
見積もりを見る時は、安いかどうかだけではなく、現実的な内容になっているかを確認してください。
料理は一番下のランクで満足できる内容か。
衣装は追加料金なしで選べる数が十分か。
写真データはもらえるのか。
引き出物は人数分入っているのか。
このあたりを見ておくと、後からの予算オーバーを防ぎやすいです。
節約しない方がよい項目

結婚式を安くする時でも、削りすぎない方がよい項目があります。
特に、料理、飲み物、遠方ゲストの交通費、写真、ゲストへのお礼、引き出物は慎重に考えたい部分です。
ここを削りすぎると、ゲスト満足度や感謝の伝わり方に影響しやすいです。
料理と飲み物は、ゲストの記憶に残りやすい項目です。
豪華にしすぎる必要はありませんが、明らかに物足りない内容だと、節約感が出やすくなります。
特に遠方から来てくださる方や、目上の方を招く場合は、料理の印象はかなり大切です。
遠方ゲストの交通費、いわゆるお車代も注意が必要です。
全額負担が難しい場合でも、半額程度を目安に考えるなど、感謝が伝わる形を検討したい所です。
お車代の詳しい考え方は、当社サイト内の結婚式のお車代相場と渡し方の基本でまとめています。
節約は、相手への配慮を削る事ではありません。
費用を抑える場合でも、来てくれた方への感謝が伝わる形にする事が大切です。
写真も後からやり直しができない項目です。
プロ撮影をすべて削ると、後で後悔する可能性があります。
予算が厳しい場合でも、挙式や集合写真だけは残すなど、最低限の記録は考えた方が良いかなと思います。
引き出物も、金額だけで選ぶと印象が薄くなりがちです。
高額である必要はありませんが、相手に合わせた実用性や特別感があると、感謝が伝わりやすくなります。
当社が名入れグラスを制作しているのも、使える物でありながら、結婚式の記憶が残る品にしたいという想いがあるからです。
結婚式を安くするまとめ

結婚式を安くするには、ただ費用を削るのではなく、何を大切にするかを決める事が大事です。
平均費用や相場は参考になりますが、あなたにとって必要な結婚式の形は、人数、家族関係、地域、予算、価値観によって変わります。
安くしやすいのは、日取り、人数、ペーパーアイテム、演出、持ち込み、式のスタイルです。
逆に、料理、飲み物、交通費、写真、引き出物などは、削りすぎると後悔や失礼につながる場合があります。
大切なのは、ゲストへの感謝を残しながら、無理のない予算に整える事です。
結婚式を安くする考え方
- まず自己負担額を計算する
- 人数と日取りで大きな費用を調整する
- 手作りや持ち込みは条件を確認する
- 料理や交通費など配慮に関わる部分は削りすぎない
- 最初の見積もりは現実的な内容で出してもらう
費用、支払い条件、割引、持ち込み、キャンセル規定などは会場や時期によって変わります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、契約条件や大きなお金の判断で不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
結婚式は、安くできれば成功というものではありません。
あなたと大切な方々にとって、無理なく、温かく、後悔の少ない一日にする事が一番です。
費用を抑えながらも感謝が伝わる結婚式は、十分に作れます。
その為に、使う所と抑える所を丁寧に分けて考えてみてください。

